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トーキングゲームは、2017年に発売し、その年にNHKあさイチの発達障害特集で紹介されました。
紹介されたとたんに電話が鳴り続け、日々対応に追われました。当時、発達障害向けのゲームの存在があまり知られることがなかったから珍しかったのでしょうね。
その後、トーキングゲームはさまざまなメディアに登場するようになっていきました。ライターの友人がよく言っていたのは「誤解も理解のうち」です。自分が取材した案件が知られるようになるにつれて、誤解されたまま広がるのだけれども、それも「理解」のひとつということです。
トーキングゲームもまた「誤解も理解のうち」的に広がっているのだなと思ったことが何回かありました。
ある時、不思議な電話がかかってきました。
中年と思われる女性から、万引きをする夫の本心を知りたい。トーキングゲームを使えば夫の心がわかるのではないかと思う、というのです。
どうして、そのような発想になるのかなと思いつつ女性の話を聞くと、夫が全く喋らなくなったというのです。トーキングゲームを使ったら話すようになるのではないかと、女性は淡い期待を抱いているようでした。トーキングゲーム以前に、まず夫婦の課題をなんとかするのが先ではないのかなと感じながらも、延々と続く女性の話に耳を傾けました。そして、やんわりとトーキングゲームは、あくまでゲームですよ、本心を聞き出すためのものではありませんよ、と答えました。
世の中にはいろいろな夫婦がいるのは当たり前として、トーキングゲームをいろいろに解釈する人がいることも知りました。時々、そのご夫婦は、今どうしているのかと思い出すことがあります。
トーキングゲームは話を聞き出すためのものではありせん。気楽にゲームとして楽しむうちに、意外な答えやおもしろい答え、ちょっと泣ける答えなどを聞いて人に噛み締めてほしいなと思います。
トビラコ店主
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