お知らせ一覧

2025.01.25

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

——————————–
朝新聞EduAで連載していた発達凸凹と向き合う 道具で「苦手」は消えるの最終回を執筆しました。来週配信されると思います。
 
この連載を通して言いたかったことを書き忘れたので、こちらに書きます。
 
〇〇が苦手、〇〇できるか心配という声を聞きますが、発想をちょっと変えて、〇〇すればできる、〇〇があるとできるという視点でみてほしい。これが道具選びの視点です。この肝心なことを書き忘れました。
 
ウチの子〇〇ができるかどうか心配、と起きてもいないことを心配する人がいます。でもその心配を、ウチの子、〇〇するとできるんじゃないかなに変えてみてはどうでしょうか。
 
子育て雑誌編集者時代に、ある先生からこんな話を聞きました。
 
「親の思いは2倍になって子どもに伝わるんですよ。親の喜びは子どもに2倍になって伝わるし、親の心配もまた子どもに2倍になって伝わります」
 
この話を聞いて、私は親と子の体の大きさをイメージして妙に納得したものです。喜びや心配の塊が50グラムだったとして、体重50キロの親と、体重25キロの子どもの体では、同じ50グラムでも体に占める割合が違います。
 
ウチの子、漢字が覚えられるか心配、ウチの子九九が覚えられるか心配、という心配の塊50グラムが、子どもの体にはとてつもなく大きな心配として伝わってしまうかもしれません。それよりは、どんな方法なら覚えられるか、できれば楽しく覚えられるかまで考えるといいですよね。
 
人生って(いきなり大きくなりますが)、楽しいことばかりではなく、むしろ楽しくないことの方が多いかもしれません。もちろん、日々、楽しくて楽しくて仕方ないという人もいるかもしれませんけどね。でも、どうやったら楽しめるかを考えられる人と考えられない人の違いは大きいと思います。
 
苦手と考えずに、〇〇という道具を使うとできる。道具選びに、そんな視点を持つことができればと思います。そもそも人間は苦手なことだらけです。早く走れるわけでもないし、高く飛べるわけでもない。腕力があるわけでもなく、極端に気温が高かったり低かったりすると生きていけません。それでも生き延びることができたのは、道具があったからです。道具は、「それがあればできる」ためのものなんですよね。本日は、話がどんどん大きくなって恐縮です。

 

トビラコ店主

 

********************************
 
朝新聞EduAで
トビラコ店主連載中!

発達凸凹と向き合う 道具で「苦手」は消える

トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
 
障害のある子の困り感を解決する「合理的配慮」とは?スペシャリストに聞いた、うまくいく心構えと実践手引き
 

 
すきなのどっち? きもち・つたえる・ボード トライゲーム やってみたいのはどっち?を考案した佐藤義竹先生の『自信を育てる 発達障害の子のためのできる道具』(小学館)、好評発売中!

トビラコ 書籍 『自信を育てる 発達障害の子ためのできる道具』
 
小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
 

発達障害の子どもたちの「苦手」や「できない」が私を成長させてくれた。子どもを診断名でラベリングしないで!【筑波大学附属特別支援学校・佐藤義竹先生】

 

 
発達障害の子の「できる」を引き出す学習道具ベスト5 筑波大学附属特別支援学校の先生が教えます!
 

  
Xはこちらから

Facebookはこちら

LINE@はこちらから。イベントのお知らせなどもしております。

友だち追加