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作家で自閉症の東田直樹さんのポストには、ほんとに学ぶことが多いです。なにしろ、自閉症当事者の発言ですからね。しかも作家。もやもやしていたことをズバリ言語化してくれます。
このポストを読んで、本当にそうだよなと思いました。
「失敗してもいいんだよ」と言われることはありませんか。失敗が嫌な人にとっては、あまり心に響かない言葉なのかもしれません。そんな人には「失敗したら嫌だよね」と気持ちに共感してあげて、「失敗したときにはこうしよう」と対策を一緒に考えてあげるのもひとつの方法だと思います。
— 東田直樹 Naoki Higashida 【公式】 (@higashida_naoki) January 21, 2025
トーキングゲームを考案した元筑波大学付属大塚特別支援学校の安部博志先生は、「失敗をさせない環境が大事。とくに致命的な失敗をさせてはいけない」とよく話していました。それでなくても、日頃からなにかと失敗の多い子どもに「致命的な失敗」は、自己否定につながりかねません。自分はどうせダメと思い込んでしまうかもしれません。
失敗するのは、ほんとうは誰でも嫌です。「失敗から学ぶ」はいいことのように聞こえますが、「人による」のだと思います。学べる人もいれば、トラウマ的な傷が残る人や、羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く状態になる人もいます。東田さんがいうように、まず「失敗は嫌だよね」という当たり前の感覚を共有するほうが、子どもに響くのではないでしょうか。
失敗の原因を考えることも必要ですが、うまくいったときになぜうまくいったのかを考えることも大事と、取材先の先生からお聞きしたことがあります。子どもがうまくいっているときは、意外と親は「なぜ、この子はうまくできたのか」を考えないことが多いと、その先生は話していましたね。
スポーツ選手は自分がうまくいっている状態をイメージするといいますよね。おそらくうまくいっている時の要因も同時に考えるのだと思います。ただ、うまくいっている時って、なかなかそこまで思い至らないんですよね。
トビラコ店主
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朝日新聞EduAで
トビラコ店主連載
トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
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すきなのどっち? きもち・つたえる・ボード トライゲーム やってみたいのはどっち?を考案した佐藤義竹先生の『自信を育てる 発達障害の子のためのできる道具』(小学館)、好評発売中!
小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
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