トビラコへようこそ
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
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聴覚過敏の子、気持ちの切り替えが難しくてパニックを起こす子のために、カームダウンボックスがあります。ありますといっても、あまり知られていないかもしれませんね。ほんの一部の学校や施設に設置されているだけですからね。
一社)国際調音・整音協会が、カームダウンボックスの無償貸与を行なっています。多くの人に体験してほしいとのことで学校、園、施設での貸し出しに限っていますが、うちの子が通っている学校、園、施設でも設置してほしいという方、先生に申し込みを頼んでみてください。
【カームダウンボックス 無償貸与のお知らせ(2/5)】 カームダウンボックス内の調音材に関する詳しいご説明はこちら https://t.co/2jYxvT9gbY ※お問い合わせ時には、貸与をご希望する施設名とその詳細、ご希望理由をご教示いただけますと幸いです。
— 一般社団法人国際調音・整音協会(ISAAA) (@ISAAA_chouon) February 5, 2025
一社)国際調音・整音協会が提供しているカームダウンボックスは、調音材を使っています。調音とは、音の周波帯を調整することです。カームダウンボックスに使われている調音材は、不快な雑音の周波帯をカットします。そこが、吸音材や遮音材と違う点。
吸音は音を全て吸収してしまうために、閉塞感や圧迫感を覚えることがあります。音を遮る遮音材も同じこと。無音の部屋というのは、なんともいえない落ち着かなさがあり、すぐに出たくなってしまいます。
音環境が整うことで人は心地良いと感じます。聴覚過敏の子(人)ならなおさらです。まずは特性のある子(人)のためのカームダウンであることははっきりさせたいと思うのです。この点を誤解、曲解している人たちがカームダウンコーナーやらカームダーンスペースを作ってしまうと、単に光や音を遮っただけの「ハコモノ」になってしまいます。
公共施設でも調音材を使ったカームダウンボックスを設置しているところは、まだ少ないのが現状。音に配慮(吸音でも遮音でもなく)していないとカームダウンにならないよということを言い続けたいと、勝手に普及活動に努めています。
ハコモノを作っただけで、ユニバーサルだとかウェルビーングだとかいわれると、ちょっと違うよなと思ってしまうのです。
トビラコ店主
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トビラコ店主連載中!
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