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2025.02.06

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

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聴覚過敏の子、気持ちの切り替えが難しくてパニックを起こす子のために、カームダウンボックスがあります。ありますといっても、あまり知られていないかもしれませんね。ほんの一部の学校や施設に設置されているだけですからね。
 
一社)国際調音・整音協会が、カームダウンボックスの無償貸与を行なっています。多くの人に体験してほしいとのことで学校、園、施設での貸し出しに限っていますが、うちの子が通っている学校、園、施設でも設置してほしいという方、先生に申し込みを頼んでみてください。
 

 
一社)国際調音・整音協会が提供しているカームダウンボックスは、調音材を使っています。調音とは、音の周波帯を調整することです。カームダウンボックスに使われている調音材は、不快な雑音の周波帯をカットします。そこが、吸音材や遮音材と違う点。
 
吸音は音を全て吸収してしまうために、閉塞感や圧迫感を覚えることがあります。音を遮る遮音材も同じこと。無音の部屋というのは、なんともいえない落ち着かなさがあり、すぐに出たくなってしまいます。
 
音環境が整うことで人は心地良いと感じます。聴覚過敏の子(人)ならなおさらです。まずは特性のある子(人)のためのカームダウンであることははっきりさせたいと思うのです。この点を誤解、曲解している人たちがカームダウンコーナーやらカームダーンスペースを作ってしまうと、単に光や音を遮っただけの「ハコモノ」になってしまいます。
 
公共施設でも調音材を使ったカームダウンボックスを設置しているところは、まだ少ないのが現状。音に配慮(吸音でも遮音でもなく)していないとカームダウンにならないよということを言い続けたいと、勝手に普及活動に努めています。
 
ハコモノを作っただけで、ユニバーサルだとかウェルビーングだとかいわれると、ちょっと違うよなと思ってしまうのです。

 
 

トビラコ店主

 

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発達凸凹と向き合う 道具で「苦手」は消える

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