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2025.02.22

トビラコへようこそ

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障害は「個性」かという議論は度々おきます。

最近は「個性なんかじゃない」派が主流のような気もしますが、私はこれは「人による」のではないかと思います。
 

発達障害のある子と家族の支援 問題解決のため支援者と家族が知っておきたいこと』が出版されたのは2018年ですが、今読んでも古くない名著です。

 
本書で印象に残っている母親の言葉があります。「障害と個性」というテーマの章です。
 

ADHDのお子さんが、薬を服用することで落ち着き、黒板に書かれたお知らせも連絡帳にきちんと書いてくるようになったそうです。あきらかに薬の効果です。

でも母親は「毎朝、薬を飲ませるたびに子どもの個性を奪っている気がする」というのです。
 

「以前は、学校の廊下に張り出されたこの子の絵が勢いよく目に飛び込んできた。でも、今は捜さなければ見つからない。画用紙からはみ出すほどの力強い絵は、この子ならではの迫力だった。でも薬を飲み始めてからは、上手にまとまってはいるものの、個性のない絵になってしまった」
 

母親は、子どもの名前が書かれた絵を見るたびに「これは、うちの子の絵ではない」と思うそうです。だからといって薬を飲ませないというのではありませんが。
 

障害と個性という話が出た時に、このエピソードを思い出すのです。

 
 

トビラコ店主

 

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発達凸凹と向き合う 道具で「苦手」は消える

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障害のある子の困り感を解決する「合理的配慮」とは?スペシャリストに聞いた、うまくいく心構えと実践手引き
 

 
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