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2025.02.27

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お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

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「通級指導」ということばを総理大臣の口から聞くとは思いませんでした。

昨日の新年度予算の審議で、教育に関して、石破総理大臣は以下のように答弁したのです。

新年度予算案めぐる衆院予算委 教育や社会保障など集中審議

これに対し、石破総理大臣は「特別な支援が必要な児童、生徒の通級指導、日本語指導の充実、それに小学校の35人学級化など、具体的な政策目的に応じて、『義務標準法』に基づき算定される基礎定数の改善を図っているところで、改正は考えてはいない」と述べました。

 
総理大臣の答弁というのは、絶対的な効力を持ちます。通級は強力に推進されるはずです。これに先立ち先日、阿部文科大臣の通級に触れた動画メッセージがありました。ここにも「通級による指導」という言葉が出てきます。
 

発達障害のある子供たちを支援していきます

 
これまで、通級はあいまいな位置付けでした。でも、今後は目的がはっきりしてくると思います。令和9年度から13人に対して教師一人という定数化が施行されると、先日元文科省で通級の推進役だった先生にお聞きしました。実は通級は10年かけて推し進められてきました。そしてようやく令和9年度に一定の段階にたどり着くことになったのです。
 
令和9年度スタートということは、令和8年には通級の教師が確保されていなければなりません。ということは、令和7年、つまり今年は準備の大詰めになるわけです。そうなると、阿部文科大臣のメッセージが、このタイミングだったことがよくわかります。というか、このタイミングでなければならなかったのです。
 
わが子を通級に入れたいと考えている場合、ぜひ地元の教育委員会に問い合わせみてください。通級に入れるタイミングは、自治体によって違います。月一回の相談等で入れる自治体もあれば年1回の自治体もあります。
 

 
 

トビラコ店主

 

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トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
 
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