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知的な遅れは無いけれども、 学習やコミュニケーションなどにに困り感を抱えている子供たちのために、「通級指導教室」(通級)があります。
普段は通常学級に在籍していますが、 特定の時間だけ別の教室で 困り感を軽減する活動を行うのが通級です。
これまで、様々な資料等を紹介してきましたが、今回ご紹介するのはとてもわかりやすく簡潔にまとめられている通級の話です。小学館の子育てサイトHugKum に掲載された次の記事です。
これまでどうしても通級の資料というと 「保護者も読んでいただきたい教師向け」タイプがが多かったのですが、これは100%保護者向けです。関心のある方はぜひご一読ください。
「通級」ってどんな制度?文部科学大臣がSNSで活用をアピール!発達障害の子育てを応援する制度の中身を専門家に教えてもらいました
取材に答えているのは、通級のガイドラインともいうべきものを作成した1人、田中裕一先生です。
田中先生は、文科省時代に特別支援教育のガイドラインづくりに深く関わってきた方です。私も田中先生の勉強会に何回か参加し直接お話を聞き、 通級が目指しているものといくつもの事例をお聞きしました。
通級のポイントは、連携にあると思います。保護者・当事者、学校、放課後等デイサービス (放デイ) が情報を共有しあって初めてうまくいくようになると田中先生は力説します。
放デイと学校をうまく連携させるカギは、保護者です。というのは、子供の学校での様子を放デイは保護者に無断で、学校に聞くことはできません。 そこで保護者が担任の先生に放デイに 我が子の情報を伝えても良いということをひとこと言っておくことで連携がスムーズになります。その子の学校での様子を放デイが知ることができれば、療育や支援に生かすことができるからです。
子育てや支援を1人で抱えるのではなくてみんなで支援していきましょうというのが連携です。これは通級に限らず、特別支援教育全般の傾向に今後なっていくのではないでしょうか。田中先生の話を聞いていると、そちらの方向に文科省も舵を切っているように感じられます。
まぁそうは言っても、なかなか現実は難しいかもしれません、でも通級の狙いや意図を踏まえていると、保護者がすべきことが見えてくるのではないでしょうか。
トビラコ店主
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トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
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すきなのどっち? きもち・つたえる・ボード トライゲーム やってみたいのはどっち?を考案した佐藤義竹先生の『自信を育てる 発達障害の子のためのできる道具』(小学館)、好評発売中!
小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
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