トビラコへようこそ
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
——————————–
特別支援学級(学校)に通う子のために開発したわけではないのに、特別支援界隈で活用されているものは結構あります。
たとえば。23(ニイサン)&78(ナナハチ)リバーシブル定規が、まさにそれ。開発者の川島和則さんは、老眼でミリの目盛線が老眼鏡をかけても見えづらく、趣味の木工への意欲を失ってしまいました。
でも、ここであきらめなかったのが川島さんのすごいところ。目盛線を読み取ったり、数えたりしなくても、数字を見るだけでミリ単位まで測れる定規を開発しました。
ミリの目盛線に数字が表示されている定規です。ミリの目盛線のうち、2、3、5、7、8の数字を表示することで、2の手前なら1ミリ、3と5の間なら4ミリ、8のとなりなら9ミリということがわかります。この発想、すごいと思いませんか。
発売したところ、予想外の人たちに役立っていました。そのひとつが支援級。目盛線を集中して数えることができなかったり、手先のことがうまくできないために目盛線を数えることができなかったり、そもそも目盛線の意味が理解できていなかったり。。。このような子どもたちに、川島さんが開発した定規がとても使いやすかったのです。
支援級の先生から、定規で正確に測ることができずに学習意欲を失っていた子が、川島さんの定規を使うことで、学習意欲が高まった、自己肯定感が高まったとのお礼の手紙も届いたそうです。
意欲というのは自然に湧いてくるものではなくて、自分にあった道具に出会うことで湧くこともあるんですよね。これ、いろんな場面でいえることではないでしょうか。
トビラコ店主
********************************
トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
障害のある子の困り感を解決する「合理的配慮」とは?スペシャリストに聞いた、うまくいく心構えと実践手引き
すきなのどっち? きもち・つたえる・ボード トライゲーム やってみたいのはどっち?を考案した佐藤義竹先生の『自信を育てる 発達障害の子のためのできる道具』(小学館)、好評発売中!
小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
発達障害の子どもたちの「苦手」や「できない」が私を成長させてくれた。子どもを診断名でラベリングしないで!【筑波大学附属特別支援学校・佐藤義竹先生】
発達障害の子の「できる」を引き出す学習道具ベスト5 筑波大学附属特別支援学校の先生が教えます!
Xはこちらから
Facebookはこちら
LINE@はこちらから。イベントのお知らせなどもしております。