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2025.08.05

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

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「(そんなこともできないと)社会に出たら困るよ」は、子どもを萎縮させるし、社会がとても怖いところのように子どもに思わせてしまいます。口にしないほうがいい言葉のひとつです。
 
それでも「社会に出てからも困らないように」と思うのが親心。社会に出てひとりで暮らすようになって問題になるのは、健康管理です。
 
発達障害の子をもつ知り合いのお母さんが、料理を子どもに教えていたのはひとり暮らしを見据えてのことだったと最近気づきました。お子さんは独立してから、自炊できるようになったそうです。しかも、もやしが安いからともやし料理のレパートリーを増やしたのはすごいなと思いました。
 
バランスの良い食事をとる習慣は、一朝一夕にできるようになるものではありません。肌感覚で覚えていくものではないかなと思います。
 
主菜+副菜のバランス。栄養の偏り(野菜が圧倒的に不足しているとか)に気づくなど。そして何より自分が使える範囲内のお金で料理できるようになることが大事。
 
こう考えると食生活には金銭管理も含まれていて、かなり高度なスキルが必要となります。
 
かつて、ある特別支援学校から食生活にまつわるゲームをつくってほしいと頼まれたことがありました。この学校には寮があります。寮で自炊しながら日常生活を学ぶのだと思います。先生たちが頭を悩ませていたのは食生活です。
 
生徒たちは何をつくっていいのかわからなく、バランスの良い食事をイメージすることができないのだそうです。これ、特別支援学校の生徒に限った話ではありませんよね。
 
で、相談を受けたゲームは手作りである程度までできていました。中華・和食・洋食というコース別に、一品ずつカードに餃子でや野菜炒め、目玉焼き、カレーライス、野菜サラダ、おひたしなどの主菜や副菜が描かれていました。あ、デザートもありましたね。これらをうまく組みあわせてバランスの良い食卓にするゲームです。
 
一見すると良さそうに思えるゲームですが、いろいろ考えてお断りしました。これで本当にバランスの良い食生活を送れるのかなという疑問がどうしても拭えなかったからです。
 
食生活はゲームのようにはいきません。
 
料理は食材をどう扱うのかに尽きると思います。すでに出来上がった餃子や野菜炒めを組み合わせるのではなくて、余った野菜と賞味期限ぎりぎりのハムを炒めて主菜にしたり、冷蔵庫の昨日のおかずの残りを消化しなくてはならなかったり、スーパーで割引になっているお肉や、旬で安くなっている野菜を見つけて料理したり。「冷蔵庫の残り+買い足し」でまわしていくのが日常の食生活です。
 
そう考えると、繰り返しますが、日々の食生活には高度なスキルが必要。余談ですが、家族の食生活を担う主婦の労働が低く見られがちなのは、このスキルがあまり評価されていないからだと思います。
 
わが子にそこまではとても無理かもという人に、私がおすすめしたいのは、料理研究家の土井善晴さんの「一汁一菜のすすめ」です。具沢山の味噌汁におかず一品。これだけで栄養バランスがとれるというのです。
 
そもそも今の日本人の食生活はおかずの品数が多すぎるというのが土井さんの持論。味噌汁(味噌でタンパク質がとれます)に、いろいろな種類の具(タンパク質以外の栄養を補える)を入れてつくれればそれでよしとしてはどうでしょうか。
 
味噌汁というとご飯(炭水化物)と思う話もしれませんが、パン(炭水化物)もありです。わが家は、パンを食べるときも味噌汁です。味噌汁にはダシが必要と思っている人がいますが、不要です。素材の味がダシになります。あるいは煮干しを2〜3本入れれば、それがいいダシになります。ただし、味噌はある程度の値段ものでないとおいしくありません。といっても、わずか数百円くらいの違いですけどね。他に何品ものおかずを用意することを考えれば、はるかに経済的です。
 
生活のスキルは侮れません。「社会に出てから困らないように」は、日々の暮らしの中で育っていくと思うのです。

 

トビラコ店主

 

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手でつくってみるから、しくみがわかることがあります。

幾何学模様が果てしなく広がっているように見える万華鏡もそうです。小さな穴から覗くと、幾何学模様が広がっています。万華鏡を回すと、また違う模様があらわれます。

なぜ、幾何学模様が広がるのか、万華鏡を回すとなぜ違った模様が次々とあらわれるのか。

この不思議は、万華鏡を作ってみるとすぐにわかります。

3枚の鏡が互いに反射しあって映し合っているからなんですね。ちょうと合わせ鏡に自分を写すと、何人もの自分が見える。そんな感じですね。

鏡って、本当に不思議。光の反射でモノを映していて、鏡を複数使うと映したモノを別の鏡が映して、またもう1枚の鏡が映してという連続。だから果てしなく、どこまでも広がっているようにみえるんですね。

本日より発売の宇宙万華鏡https://tobiraco.co.jp/item/space/は、「作るとわかる」というを体験できるキットです。よかったら、お試しください。

図鑑で、光の反射を調べながら試すと納得感が伴います。夏休みだからこそできることですよね。
 
トビラコ店主

トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
 
  
障害のある子の困り感を解決する「合理的配慮」とは?スペシャリストに聞いた、うまくいく心構えと実践手引き
 

 
すきなのどっち? きもち・つたえる・ボード トライゲーム やってみたいのはどっち?を考案した佐藤義竹先生の『自信を育てる 発達障害の子のためのできる道具』(佐藤義竹著 tobiraco編 小学館)、好評発売中!

トビラコ 書籍 『自信を育てる 発達障害の子ためのできる道具』
 
小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
 

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