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書くことに困難を抱えている子に対していつも議論がふたつに分かれます。
タブレットやパソコンを使えばいい派。
書字障害の子は書くことにものすごくエネルギーを費やすため、学びにまで辿り着けない。だからICTを積極的に活用すべき。もっともな話です。
一方、やはり書けるようにするべき派。
その理由は「社会に出た時に困るから」。役所に出す書類(住民票など)、郵便局の振替用紙、宅配便の伝票などは手書きが必要となりますからね。これも一理あるような気がします。
タブレットやパソコン派は、いやいやいまは宅配便でもスマホを使って入力できるから大丈夫なんだといいます。
でも、役所の書類や郵便局の振替用紙は、やはり手書きです。他にも手書きが求められる場面はあります。
で、いつも両者の議論で抜け落ちているなと思うのは、「代筆」という手段があることです。役所や公共の交通機関などは数年前から合理的配慮が義務付けられています。だから代筆を頼めばいいわけです。
私も区役所で書類を提出したさいに、書き直しや追加の記入事項が発生したことがあり、窓口の人が「代筆します」といって、スラスラと書いてくれました。
郵便局の振替用紙も然りです。窓口の人に頼めばいいと思うのです。宅配便の伝票ならコンビニで代筆してもらうことだって可能です。
合理的配慮は2024年から全事業所に義務化されました。合理的配慮は相手にとって過度な負担にならない限りは提供しなくてなりません。
代筆が過度な負担になるとは考えにくく、積極的に「代筆」を申し出たらいいと思います。
このことは、書字障害を抱えている子どもたちに大人が教えるべきことではないでしょうか。
手書きができなくても大丈夫。代筆してもらえばいい、と。「こうすれば大丈夫」を伝えるのも大人の役目ではないかと思うのです。そのうちにすべての書類や伝票が音声で入力できて、手書きなんてまったく不要になるかもしれませんけどね。
トビラコ店主
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トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
障害のある子の困り感を解決する「合理的配慮」とは?スペシャリストに聞いた、うまくいく心構えと実践手引き

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