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2026.01.29

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

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障害者福祉の現状と最新の情報を知っておきたい人は、又村あおいさん(全国手をつなぐ育成会連合会常務理事兼事務局長、ほかいろいろ活動)のセミナーがおすすめです。
 
毎年といっていいくらいに更新されたり、新設されたり廃止されたりしている福祉の制度を、又村さんは私たちにわかりやすく解説してくれます。
 
なぜ、又村さんの情報が最新なのかという説明をするには、又村さんの今日に至るまでの活動の説明が必要でしょう。長くなってしまうので、時間のない人、そこには興味がない人は「又村あおいさんのセミナーで最新の福祉情報をキャッチできる」、これだけ覚えておいたいただいて、以下の文章はスキップしてください。
 
又村さんはもともとは神奈川県平塚市の障害福祉課の職員でした。役所は制度を利用する人、制度を知らない人たちが訪れる、いわば現場にもっとも近い場所です。
 
障害のある子の保護者の困りごとをたくさん聞いてきた又村さんは、そこで「こんな制度がありますよ」と案内をしていたわけですが、それだけでは制度が十分に活用されなかったり、制度そのものが不十分であることに気づきます。
 
たとえば、当時、障害のある子の保護者が困っていたのは、放課後、預かってくれる場所がなくて働けないことでした。
 
働かなくては食べていけない。でも障害のある子がいると働けない。まさに福祉で解決しなければならない問題です。
 
保護者の働けない問題を数多く聞いてきた又村さんは、当時使える制度(名前を失念しましたが、うまく使える制度が、不十分とはいえなかったわけではありません)を紹介し、そのために必要な「受給者証」(当時は知らない人が多かった)を、特別支援学校まで出向いて発行していきました。役所から飛び出して困っている保護者のいる現場に出向いたわけです。
 
そのうち、又村さんに聞けば制度のことがわかるとして、又村さんを招いての勉強会が盛んになり、「制度の王子」(当時は若かったので)とまで呼ばれるようになったそうです。そして、これがあると助かるという制度をつくるまでになっていきました。
 
そうこうしていくうちに、又村さんは市役所を辞めて日本最大規模の親の会であり行政にも影響力のある「全国手をつなぐ育成会連合会」の常務理事兼事務局長として情報を発信するようになりました。
 
それだけではなく、又村さんは内閣府や厚労省に出向いて障害者のための制度づくりにも関わるようになっていき、現在も行政に提言する活動もしています。
 
つい最近だと、障害児者の保護者に評判の悪かった「成年後見人制度」が、使い勝手の良い制度に変更になりました。これなども「全国手をつなぐ育成会連合会」が提言して変更された制度です。成年後見人制度について、ちょっと長くなりますが説明します。興味ない人はスキップしてください。
 
成年後見人制度は、判断能力が不十分な認知症や障害のある人の財産を守るために、家族以外の第3者(司法書士など)が本人の財産を管理する制度。一度後見人がついたら、本人が死ぬまで解約できず、後見人には毎月報酬を払い続けなければなりません。この点が問題でした。これが必要なときにだけ後見人制度を利用し、必要なくなったら解除できる制度に変わったのです。
 
先日、又村さんのセミナーに参加しました。内容についてはあまり触れられないのですが、覚えておくといいことをふたつお伝えします。
 
1)困りごとは、役所の窓口に伝えるといい。
「こういうことで困っている」と伝えることで、制度を教えてくれます。また役所の側も困りごとのニーズを把握することができて、新たな制度設立につながるかもしれません。

「なんにもしてくれない、どうしてくれるんだ」みたいな文句はクレームに発展しやすく、なんの解決にもなりません。
 

2)選択肢を増やす
障害児者はどうしても保護者や支援者が、いろいろなことを決めてしまいがちです。本人の意思を尊重するためにも、選択の幅を広げることが大事。

以上2点は覚えておくといいことかと思います。
 
情報の差が生活の差です。福祉の最新の情報をアンテナを立てておくと、2)の選択の幅も広がりますよね。

 
 

トビラコ店主

 

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就労支援A型事業所TANOCHIKAが運営するwebメディア「AKARI」にてインタビューしていただきました。

前編

後編

トビラコ店主が小学館子育てサイトHugKumに執筆しました。
「九九」は聞いて覚える? 見て覚える? 暗唱だけに頼っていると思わぬ落とし穴も!【困っている子に寄り添う道具のネットショップ店主に聞きました】

 
トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
障害のある子の困り感を解決する「合理的配慮」とは?スペシャリストに聞いた、うまくいく心構えと実践手引き
 

 
すきなのどっち? きもち・つたえる・ボード トライゲーム やってみたいのはどっち?を考案した佐藤義竹先生の『自信を育てる 発達障害の子のためのできる道具』(佐藤義竹著 tobiraco編 小学館)、好評発売中!

トビラコ 書籍 『自信を育てる 発達障害の子ためのできる道具』
 
小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
 

発達障害の子どもたちの「苦手」や「できない」が私を成長させてくれた。子どもを診断名でラベリングしないで!【筑波大学附属特別支援学校・佐藤義竹先生】

 

 
発達障害の子の「できる」を引き出す学習道具ベスト5 筑波大学附属特別支援学校の先生が教えます!
 

  
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