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~店先で、ちょこっとおしゃべり~
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どんな子も(知的障害含め)学びたがっている、ということは覚えておいていいと思います。
勉強をやりたがらないのは学びたくないのではなく、その学習法がその子にあっていなかったり、興味が湧くようなものではないから。
長年、特別支援学級で教えてきた井上賞子先生の学びにくさのある子への読み書き支援 いま目の前にいる子の「わかった!を目指して(井上賞子著 Gakken 2024)は、さまざまな理由で学びにくさを抱えている子への支援が書かれています。
たとえば、読みに困難のあるBくんの例。紙のテストだとまったく手も足も出なかったBくんですが、賞子先生がパソコンで音声付きのテストにしたところ、学期末のテストで90点を取りました。
すると「先生、これも音声付きにして」とBくんが持ってきたのは、くしゃくしゃになった0点のテスト。くしゃくしゃを伸ばして音声付きにしたところ、なんとBくんは100点をとりました。
0点を取ったときBくんの悔しさを思うと泣けてきます。でも学び方を変える(音声付きにする)だけで、意欲的に取り組むことができるようになり、学びたくなったわけです。
よい先生というのは子どもに「教える」のではなく、学びたくなるようにできる先生なんだと思います。どの子も持っている「学びたい気持ち」に蓋をしないことですよね。
Bくんは、学びたくても自分に合わない「読んで学習する」方法で蓋をされていたわけです。ここに、賞子先生は気づいて「(読み上げ機能で)聞いて学習する」に変えました。つまり蓋をとって、学びたくなるようにしてくれたわけです。
「読んで学習する」、「書いて覚える」という私たちが当たり前と思っていた学習法があわな子がいます。そこに気づける人がいて、蓋をとる人がいるだけで、その子の学びたい気持ちはむくむくとわいてきます。本書は教師向けに書かれていると思いますが、読み書き困難な子を抱えた保護者にもおすすめです。
トビラコ店主
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