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2026.05.25

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。療育施設、園、クリニック等の法人様専用の商品は、こちらもご覧ください。
 

ここから先は、トビラコ店主の店先おしゃべりです。

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「お手伝いは、立派な療育になりますよ」

特別支援の先生や、放課後等デイサービスのベテラン職員から、そんな話を聞くことがあります。

でも、なぜか、あまり響かない。

私が子育て雑誌の編集をしていた頃も、「お手伝い特集」はあまり人気がありませんでした。

子どもに手伝わせるより、自分でやったほうが早い。

かえって時間がかかる。

そんな理由もあったのだと思います。

でも、それだけではない気がしていました。

たとえば学習なら、その子に合った教材や教具に出会うと、効果が比較的見えやすい。

でも、お手伝いは、何がどういいのかが見えにくい。

だから響きにくいのではないか、と私は思っていました。

でも最近、それは自分の見方が浅かったのかもしれない、と思うようになりました。

お世話になったフォトグラファーの繁延あづささんの著書『鶏まみれ』(亜紀書房)を読んだからです。

繁延さんのご主人がリストラにあい、家族で養鶏を始めた記録です。

今年読んだ本の中で、今のところ私のベスト1です。

この本については、また改めて書きたいと思っています。

養鶏場の仕事は、とても大変です。

しかも家族経営なので、家族全員で回していかなければなりません。

小屋を作る時は、お父さんと中学生、高校生の息子さんが一緒に作業する。

小学2年生の娘さんは、ひよこの世話をする。

そんなふうに、それぞれが役割を担っています。

でも、読んでいて気づいたのです。

これは、「お手伝い」ではない。

子どもたちがいないと、生活が回らないのです。

「お手伝いをさせる」という時、どこかに、

「やってもやらなくても困らないけど、やってくれると助かる」

という感覚がある気がします。

でも、本当に大事なのは、

「その子が担っている役割がある」

ことなのかもしれません。

つまり、家族の一員として必要とされている、ということです。

何かの力を身につけるために「お手伝いをさせる」という発想だけだと、少し浅いのかもしれません。

役割がある。

必要とされている。

その感覚のほうが、ずっと大事なのではないでしょうか。

私自身、小学生の頃、幼いきょうだいの世話をしていました。

でも、それを「お手伝い」だと思ったことはありません。

母が買い物に行くには、私がきょうだいを見ている必要があった。

それができるのは、自分しかいなかった。

当時は言葉にできませんでしたが、「家族の一員として役割を担っている」という感覚は、確かにあった気がします。

子どもに「お手伝いをさせる」というより、

家族の一員として、何かを担ってもらう。

そのほうが、「お手伝い療育」という言葉より、しっくりくる気がしています。

 

トビラコ店主

 

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