トビラコへようこそ
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。

——————————–

子どもの発達が心配なときには、地域の保健師さんに聞いたり、厚労省で出している「子どもの発達のめやす」みたいなものを参考にするといいと思うのですが、ついついYouTubeなどをみてしまう。
たとえば、1歳半健診をYouTubeにアップしているママがいて、再生回数が4年間で100万回以上。
文字よりも動画がわかりやすいし入りやすい。同年代のママがアップしていると知りたいことも教えてくれます。その気持ちもわかりますが、ネットの世界は一度それをみると、類似動画が次々とアップされえる仕組みです。そして、次々とアップされた動画が、気になってついつい観てしまいます。
健診で、発語のことが聞かれるらしい、指さしがどのくらいできるか試されるらしいということが、YouTubeでわかり、さらに動画に登場している子のママが「うちの子、あれができて、これもできた」という話になると、必然的にわが子との比較になってしまいます。わが子は「指差し」ができないから、特訓させようとなったり。こうなると健診の意味も意義もなくなってしまいます。
健診は受験ではなく、その子が年齢相当に成長しているかを見るための検査。もし課題を抱えているようなら、何をしたらいいのかを教えてもらうのが健診だと思います。それがわからない健診は意味がないわけです。
情報を得るなら、信頼できるところからシンプルに受け取るのが、結局いちばんいいのではないかなと思います。長年、国の使命として子育てにかかわっている厚労省や行政が発信する情報は役立つものが多いのですが、どうしても目立つ方に引き寄せられてしまうんですよね。
本当に役立つ情報はとても地味で目立たなかったりします。
とても身近な人が、1歳半のわが子が「ママ」は言うのに「パパ」は言わない。来月は1歳半健診というのでYouTubeを見まくって不安がっていたので、言語聴覚士の中川信子先生が行政のためにつくった冊子「ことばが伸びるじょうずな子育て」「発音がはっきりしないとき」をあげました。この冊子、地味なんですが、中身は普遍的なことが書かれています。
トビラコ店主
********************************
トビラコ店主が小学館子育てサイトHugKumに執筆しました。
「九九」は聞いて覚える? 見て覚える? 暗唱だけに頼っていると思わぬ落とし穴も!【困っている子に寄り添う道具のネットショップ店主に聞きました】
トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
障害のある子の困り感を解決する「合理的配慮」とは?スペシャリストに聞いた、うまくいく心構えと実践手引き

すきなのどっち? きもち・つたえる・ボード トライゲーム やってみたいのはどっち?を考案した佐藤義竹先生の『自信を育てる 発達障害の子のためのできる道具』(佐藤義竹著 tobiraco編 小学館)、好評発売中!

小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
発達障害の子どもたちの「苦手」や「できない」が私を成長させてくれた。子どもを診断名でラベリングしないで!【筑波大学附属特別支援学校・佐藤義竹先生】

発達障害の子の「できる」を引き出す学習道具ベスト5 筑波大学附属特別支援学校の先生が教えます!

Xはこちらから
Facebookはこちら
LINE@はこちらから。イベントのお知らせなどもしております。


























