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算数には独特のことば使いがあって、そのことばでつまずく子が少なくないと思います。
たとえば、「ちがいはいくつ?」もそのひとつ。
かごに、りんごが5こ入っています。お皿にはりんごが3こあります。ちがいはいくつですか?
これ、何を聞かれているのかわからない子がいます。
そこでクリア数図カードを開発した新田暢先生に聞いてみました。新田先生は特別支援学級で算数を教えています。
新田先生によると、「ちがいを求める」問題は「求差(きゅうさ)」というそうです。文字通り「差を求める」わけです。
で、差を求めるために何をしたらいいのかがわかるかどうか。ここが問われているのです。算数の世界では「ことばと操作活動」というそうです。
ここでの操作活動は、多い方から少ない方を引き算を使って差を求める操作です。つまり、問われていることを理解し引き算という操作ができるかどうか、そこが大事なわけです。
ただ、新田先生は子どもの理解力に合わせて問題を噛み砕くことが大事と話します。
「ちがいはいくつ?」が理解できない子には、「かごに入った5このりんごと、お皿にのっている3このりんごだと、どっちがどれだけ多いかな?」というように。でも、30人も40人も一斉に教える授業だと、そこまで手が回らない先生がいることも確かだと、新田先生は残念がります。
ついで、さらに「ことばと操作活動」が必要になる問題として教えてくれたのが、こちら。
15メートルのテープを、3メートルずつとると何人にわたせますか?
「3メートルずつとる」。ここで引っかかってしまいます。
15÷3=5 5人が答えなのですが、「とる」ということばと「割り算」が結びつかないと、この問題を解くことができません。
これも、噛み砕くと、15メートルのテープを3メートルずつ「わける」といくつにわけられる? 何人にわたせる? になります。これだとわかりやすいですよね。
算数でつまずくのは、日常的に使わないことばのせいだと、ブーブー言っていた私ですが、あえて日常的に使わない用語で「ことばと操作活動」の課題を突きつけていたのですね。
だとしても、理解が難しい子には、噛み砕くことを先生にはしてほしいなと思います。家庭でも「噛み砕き活動」をしてあげると子どもは「なんだ、そういうことか」とわかるようになるのではないでしょうか。
このような問題を何問か解いていくうちに「ちがいはいくつ?」や「とる」も慣れてくると思います。
トビラコ店主
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トビラコ店主が小学館子育てサイトHugKumに執筆しました。
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