お知らせ一覧

自動下書き

2022.04.21

トビラコへ、ようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

——————————–

 

寺田奈々さんの『子どもとのコミュニケーションがどんどん増える! 0〜4歳 ことばをひきだす親子あそび』(寺田奈々著 小学館)を読むと、言葉を獲得するまでの道は子育てそのものだよなあと思います。
 

たとえば、子どもが間違えて発音したとします。
 
「おちゃかな(お魚)」というように。それを聞いて、「おさかなでしょ」とか「おさかなって言ってごらん」は、ついやってしまいそうですよね。子どもを矯正するのではなくて、親が「あ、おさかなだね」と正しい発音で返せばいいそうです。これは、言語聴覚士の第一人者である中川信子さんもおっしゃっていました。

 
子どもに正しさを教えるのではなく、自分がしてみせる。これ、言葉だけの問題ではないかもしれません。
 
子どもに挨拶をしなさいと言う前に、自分はしているかどうか。子どもに「ありがとう、と言いなさい」と言う前に自分がしているかどうか。あいさつやお礼をいう習慣のある環境かどうか、そこですよね。
 
「おちゃかな」と言っていた子も、「おさかな」という人たちの環境に身を置くと、自然と「おさかな」になるのでしょう。もちろん、発達の段階でそのように発音できるようになるわけですが、子育てと通じているような気がします。
 
もうひとつ。言葉を獲得するのと子育てが共通しているなと思ったのは、「マネして覚える」ということです。「おさかな」と教えようとして覚えるのではなく、親の「おさかな」をマネして覚えるわけで、これも子育てそのもの。
 
親のマネをするということで、苦笑しながら思い出すのは、新聞を見ると耳に赤鉛筆を挟む女の子(当時5歳くらい)です。聞いてみると、お父さんが競馬好きで、耳に赤鉛筆を挟んで新聞を読んでいたそうです。女の子はその姿をみてマネしていたわけです。「お願いだから、それ(耳に赤鉛筆挟む)はやめて」とママが懇願していました。子どもって親が言った通りにはしないけど、やった通りにするのはほんとうだなと思った次第。
 

 

 
 

トビラコ店主

 

********************************
 
気仙沼在住の自閉症の子のお母さんに取材しました
自閉症児と東日本大震災「心のケアは早めに」 自閉症児のお母さんから聞いた、被災して知った大切なこと

 
読み書き困難を解消する眼鏡を作るドイツマイスター眼鏡院を取材しました。
正しく見えたら、「できる」が増えた 眼鏡が子どもを変える
 

 
大ヒット映画「梅切らぬバカ」の監督にインタビューしました!
 

自閉症の息子と母の暮らしを描く映画『梅切らぬバカ』で伝えたかったこと【和島香太郎監督に聞く】 

Twitterはこちらから

Facebookはこちら

LINE@はこちらから。イベントのお知らせなどもしております。

友だち追加

*******************************