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「発達障害の子には失敗をさせない工夫を」と、特別支援学校の先生に教えていただいたのは数年まえのこと。
失敗することで自信をなくしてしまうし、チャレンジする気持ちがなくなるからだと思っていました。もちろん、そのような側面もあるでしょう。でも、もうひとつの意味に最近になって気づきました。
ネガティブな出来事をなかなか忘れることができない特性が、自閉症の子にはあるからだと思いました。これはほんとうにそうです。知的障害があってもなくても、あてはまると思います。
妹は自閉傾向がかなり強い重度の知的障害です。母に叱られたことを何年も覚えています。覚えているから、突然母に(言葉にならないけど)言い返すのです。妹の怒りに燃えた目をみるとそれがわかります。兄(私にとって弟)にからかわれたことも何年も覚えていて、そのときのまねをします。自閉症の脳の情報処理というのはかなり独特なんだと思います。
楽しいことも覚えています。だから、突然笑ったりもするわけです。
このあたりのことは、絵本『すずちゃんののうみそ』に、わかりやすく書かれています。
その独特な情報処理をする脳に、ネガティブな要素の記憶が薄れてしまうように、ポジティブな「好き」「たのしい」をたくさん記憶させてあげたい。そんなふうに思うのです。
「すきなのどっち?」も、もしかしたら、そんな企みがあって佐藤義竹先生は考案したのかも。先生は、「すき」というポジティブなことに目を向けられるようにしたいとおっしゃっていましたっけ。今頃になって、重要なことに気づきました。
トビラコ店主
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