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子どもにとって、いちばん身近な教材は「食べ物」です。
食べ物を使った調べ学習をすすめる先生もいます。身近に取り組みやすいそうです。
私が一番関心したのは、「昨日」「今日」「明日」の概念を身につけることを考えた給食の職員さんです。
その学校の給食室のまえに、給食の写真が3枚縦に貼られていました。それぞれの写真に「きのう」「きょう」「あした」と書かれていました。
「今日食べたカレー」が1日経つと「昨日食べたカレー」になるよ。「明日」と書かれたオムレツの写真は、明日が来るとオムレツだよ。こんなふうに給食と絡めて説明していたそうです。
食べ物は体が覚えています。具体的です。その具体的なものを日にちという抽象的な概念と結びつけているわけです。給食の献立表のプリントにも応用できそうですよね。曜日と結びつけることもできます。
食べ物で足し算引き算というのはよくある話ですが、時間と結びつけるのをみたのは初めてです。給食の職員さんも、特別支援学校となると視点がちがいますね。
トビラコ店主
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