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日常生活には、ささやかないくつものゴールとそこに至るまでのプロセスがあります。
たとえば、洋服を着替えるのに、着る服を決める、たんすから服を出す。着る前に服の前後を確認する。袖を通す。ボタンが5つあれば、5つのボタン全てをとめる。これで「洋服を着た」というゴールに辿り着きます。
服を着るまでに必要なことを改めて書き出して見ると、やることがとても多いですよね。
それなのに雑に「服を着替えなさい」と言ってしまうと、子どもは戸惑うかもしれません。特別支援学校のある先生は、知的障害のある子にとっては、服を選んでタンスから出してくるのは富士山の一合目だそうです。
いきなり一合目から登るのは、知的障害のある子(もちろん程度の差がありますが、ここではそれを置いておきます)にとっては難しいこと。なので、富士山の8合目あたりから登れるようにしてあげるといいと先生は話します。
服のボタンかけが難しければ、ボタン3個までとめてあげて、残りの2個を自分でとめる。ボタン2個がという8合目、9合目から登れるようにするわけです。
ゴールに近いところから手助けをして、徐々にひとりでゴールに辿り着けるようにする。この手法を「バックワードチェイニング」(後ろ=ゴールに近いところから繋げる)というそうです。
靴下を履くのでも、くるぶしまでは手伝って、自分で足首まで引っ張るようにすると、自分の手でゴールに辿り着けたということになります。
服を着ることひとつにも、たくさんのプロセスがあるわけで、ただ「着替えなさい」「ひとりでやりなさい」といっても「できなかった」「できない」を味わうだけになってしまいますよね。バックワードチェイニング法。久々にお世話になった先生の話を思い出しました。
トビラコ店主
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