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2022.08.08

トビラコへようこそ
 
~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 


 

そのブースに入ると、褒めシャワーを浴びることができ、ブースを出たときにはポジティブな気分になれる。褒めシャワーの言葉はAIだそうですが、それでも脳にとても良い影響を与えるとか。今朝のNHKニュースで、脳科学の先生がおっしゃっていました。
 
まさに昨日、褒めシャワーの現場を見学したところです。こちらはリアル。褒めシャワーを浴びているのは、重度心身障害の子。浴びせているのは小児理学療法士(PT)さん。
 
その重心の子は、ボンベから喉へ管をつなぎ、さらに別の機械からも喉に管をつないでいました。ほとんど表情がなく、動きもない、細くて小さな1歳半の男の子です。
 
小児PTさんはあぐらをかくようにして、あぐらの窪みに男の子を乗せました。男の子が抵抗なく膝に乗ったとたんに「社会性があるね〜!」と褒めます。ああ、なるほど人に対して物おじせずに、身を委ねることができるので、それを社会性と呼ぶならそうかもしれません。
 
さらに膝に乗せた男の子の動きに合わせて、抱く角度を変えて「うん、ここ」と位置を決めました。すると「コミュニケーション能力があるね〜!」とPTさん。ま、確かに相手(PTさん)と息を合わせる(この場合は体の角度ですが)ことができるのは、コミュニケーション能力と言えます。
 
後から聞くと、体の動きが不自由そうに見える子でも、必ず本人が動きたい方向があるそうで、それに合わせて抱くと良いのだとか。「こう動きなさい」「この姿勢」と矯正するのではなく、あくまで「本人がどう動きたいのか」が大事なんだそうです。
 
本人の動きに沿って、椅子(シュクレN)の角度を定めると、PTさんは、男の子の目の前に、触ると動くおもちゃを見せました。それまで動きのなかった男の子は手を伸ばしておもちゃを触るようになりました。するとSTさんは間髪いれず「積極性がある〜!」と褒めます。
 
とにかく、少しでも動きがあると褒めるのです。それまで無表情だった子が目をキョロキョロさせて、表情も出てきました。言葉はわからなくても、自分が褒められていることがわかるんだなあと感心しました。そばにいた両親もとてもうれしそう。夫と妻と手分けして様々な角度から動画を撮っていました。そりゃ、両親にしてもうれしいですよ。おそらくですが、こんなに褒めてもらったことがないんじゃないかな。
 
このPTさんは、子どもの抱き方など体の構造的なお話をします。それが仕事ですから。でも、そこに加えて褒める技術はすごいと思いました。褒めのプロです。動きのなかった子が動く。それだけで褒めるに値することなのだと、学びました。今度改めて、このすご腕PTさんをご紹介してさせていただきますね。
 
 
 

トビラコ店主

 

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