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精神年齢とは一体なんなのでしょうか。それは一度決まってしまうと、変わらないのでしょうか。
そんな疑問を、児童精神科医の重鎮、平岩幹雄先生にお聞きしました。お聞きしたといっても、Twitter上です。平岩先生は「うさぎ1号@hiraiwamikio」のアカウント名で積極的に発信していらっしゃいます。
Twitterの他にYouTube、最近はVoicy(音声プラットフォーム)でも、保護者や支援者からのリクエストに応える形でわかりやすく解説。
質問があればどうぞ、とTwitterに書かれていたので、厚かましく冒頭のことをお聞きしたところ、すぐにお返事をいただきました。
次のようなものでした。
精神年齢は私の理解では田中・ビネー式知能検査において、IQは生活年齢と精神年齢の比で算出します。mental ageを精神年齢と訳したからこうなっているので知的発達年齢の方が適切かもしれませんね。もちろん上がることも下がることもあります。しかし下がっても伸びはあります。
なるほど、精神年齢の訳がそもそも曖昧だったのですね。平岩先生おっしゃるように「知的発達年齢」の方がピンときます。
知的発達年齢は、上がることもあれば下がることもあって、固定ではないというのはいいですよね。でも気になったのは「下がる」ことがあるという点です。そこをお聞きしたところ、またすぐにお返事をくださいました。
あくまでその年齢集団の中での相対的な位置づけなので、その子が伸びても周りの子の伸びの方が大きければ相対的な位置づけは下がりますが、それは発達が退行したということではなく、その子の伸びを評価することになります。ただIQだけでは全体像はわかりません。
つまり、同年齢の子と比べたとき、同年齢の子の伸びに比べて伸びがそれほどでもなければ、知的発達は「下がった」となるわけです。でも、それは決して「退化」しているわけではない、というところが重要ですよね。
他の子と比べるのではなく、その子なりの伸びを見よ! ということだと思います。
平岩先生の最初の回答の「IQで全体像がわかるわけではありません」も、もっと知られていいと思いました。
トビラコ店主
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