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ヤングケアラーは「必要悪」だと思います。
本来は大人や社会が担うべきことを、18歳未満の子が自分の生活を犠牲にして家族の世話をしているのがヤングケアラーです。
これまで名前のなかった状態が、「ヤングケアラー」と名づけることで実態が浮き彫りになってきました。大変な犠牲を強いられたいこととが可視化されたという点では、名称が生まれること自体は必要なことでした。でも、「ヤングケアラーを応援」とか、さらには「ヤングケアラーとして誇りを持って生きる」みたいな言い方をされると「??」となってしまいます。
ヤングケアラーになりたくてなっている子はいません。家族やきょうだいの世話をする人がいないから必要に迫られて自分の生活を犠牲しているわけです。
なので、1日も早く「ヤングケアラー」という言葉がなくなることを目指さないといけないのに。このことがうまく伝わっていないような気がしてもどかしい。
近所の大人や親戚等の手を借りて「ヤングケアラー」問題を解消できたら、それはそれで素晴らしいことです。でも、これもまた難しいことが多いと思います。やはり、福祉制度を上手に活用することだと思います。どのような制度があるのかわからなかったとしても、窓口でこういうことで困っていると相談したり、自治体のホームページで調べて支援体制を知り、なんとか突破口が開けるのではないでしょうか。
ヤングケアラーは、きょうだい児がなることが多く(イコールではありません)、親子関係としてもあまり良いことではないと思います。親の側は、きょうだい児に負い目を感じるかもしれません。逆に家族なら世話して当然と思うかもしれません。どっちにせよ、きょうだい児は不満がたまるか、自分が犠牲になるのは当然と思うようになってしまいます。
ただ、きょうだい児が家族の一因として自分も力になりたいと気持ちもまた大事ですよね。この辺りは本当に微妙です。
極端な例ですが、施設に入所している障害のある妹が家に帰ってくると、他の家族はホテルに泊まってしまう家庭があると聞いたことがあります。ひんやりしたものを感じました。障害のある子を産んだのは親のせいではありません。きょうだい児に遠慮することも、また家族関係を歪にしてしまうような気がします。
トビラコ店主
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