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ご褒美をあげることの是非は、昔は結構問われました。
でも、今は、ご褒美OK。脳の成功報酬だかなんだかの関係らしいですが、詳しくはわかりません。
でも、ご褒美はあった方がいいですよね。大人だって、疲れた自分にご褒美、頑張った自分にご褒美って言いますものね。
子どもだって同じです。大したご褒美でなくても、それはその子の頑張りを認めるということの証です。
ただ、この「ご褒美あげる」の言い方が問題らしいです。言語聴覚士の川崎聡大先生のツイートを見ていて、なるほどそうだよなと思ったことはあります。
1)「これができたらご褒美あげるよ!」
2)「これができなかったらご褒美あげませんよ!」
1)と2)では全然違うというのです。2)は不安を煽りまくりですよね。「できない」「ご褒美あげない」。否定形を重ねているわけです。
でも、これ、日常的に意外と言ってしまっているかもしれません。
「宿題やらなかったら、ゲーム(ご褒美)やっちゃダメ」のように。
「宿題ができたら、ゲームやっていいよ」と、だいぶ違います。
なお、川崎先生によると、ご褒美は確実にもらえる設定が良いそうです。なので、できるかどうかわからない高いハードルではダメなわけです。
この辺りは、質の良い療育とつながりますね。療育は少し頑張ると「できる」を設定し「できた」体験をするものと、中川信子先生かお聞きしました。
つまり「できた」=「認められた」。このよき連鎖が子どもにとって自信となるわけです。
ほんと、言い方ひとつですね。
トビラコ店主
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