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トビラコへようこそ
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
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「第三者返答」という言葉、ご存じでしょうか。
障害のある人と付き添いがいる場合、障害のある人の質問を付き添いに返答することをいうそうです。
たとえば、レストランの入り口で車椅子の人が「車椅子で座れる席はありますか?」と係の人に聞いたとします。係の人は質問した人間ではなく、車椅子の傍らにいる付き添いの人に答えてしまうのが第三者返答です。
よくある場面です。これを「第三者返答」ということはしりませんでした。昨日(9/11)の東京新聞に掲載されていた伊是名(いぜな)夏子さんのエッセイ「障害者は四つ葉のクローバー」に書かれていました。
伊是名さんは、骨の折れやすい病気で車椅子を使いながら子育てしています。NHKの番組によくご出演されていて発信力のある方です。その伊是名さんでさえも、第三者返答に出くわすのかと思いました。
質問に答えている側も、受け取る付き添い(第三者)の側にも「悪気」はないのでしょう。差別しているつもりもなく、むしろ「親切」に受け答えしているのかもしれません。それだけに厄介です。
もし、車椅子ユーザーでない私が二人連れで店を訪れて「空いてる席はありますか?」と係の人に聞いたとします。返答が私ではなく、傍らにいる人間に向けられたとしたらどうでしょうか? 私はとても不快な気持ちになります。
質問されたら、質問した人に向かって答えるのが礼儀です。でも車椅子ユーザーだったり、障害がある人(子)だと、傍らにいる人間に答えてしまう。支援者も、意外とそれが当たり前としている場合があるかもしれませんよね。やんわりと「私ではなく、こちら(質問した側)に答えてほしい」ということを支援者はいうべきなのではなのかもしれません。
日常生活は、小さなことの積み重ねです。小さなことを少しずつ変えていくと、いつの間にか大きく変わっていたということもあります。
トビラコ店主
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