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捨てようと思いながらも、結局捨てることのできない本があります。
『せんせいが うまれたとき かいじゅう いた?』(村田道子著 小学館)です。
著者の村田さんが保育士さん時代に書き留めた、園児たちの言葉集です。
本のタイトルになっている「せんせいが うまれたとき かいじゅう いた?」は、昔の話をする村田さんに、子どもがまじめな顔をして聞いてきた言葉です。
こんな言葉もあります。
みんなとおなじになりたいのか。(5歳の女の子)
ケキョケキョとまだうまく鳴けないウグイスの声を聞きながら発した言葉です。
「ウグイスだよ。まだホーホケッキョと上手に鳴けないから練習しているんだね」
と言う村田さんに、女の子は次のように言います。
「れんしゅうなんかしなくていいのに」
女の子は、こだわりが強く、みんなと同じことができません。自分の思いと違うとすねてしまう子です。
女の子は続けます。
「でもみんなとおなじになりたいのか」
ボソッと独り言のように発した言葉に村田さんはハッとします。女の子の中にウグイスみたいな気持ちがあることに驚きます。
「みんなとおなじになりたい」、ホーホケキョと鳴いて仲間として認められたい、仲間を求める人としての欲求の声とも聞こえるのです。
でも、ケキョケキョと鳴いたって仲間だ、という安心感も子どもに持たせたいです。同じでなくっても仲間になれるのだと。(『せんせいが うまれたとき かいじゅう いた?』より引用)
本が発行されたのは2002年。「インクルーシブ」とか「多様性」という言葉も今ほど使われてはおらず、「発達障害」も、世間に知られていない時代の話です。
トビラコ店主
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