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2022.10.26

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。

 
椅子を選ぶときに基準にするのは、座りやすさです。
ところが、子どもが座る椅子にかぎって、どうもそうではないように思います。
 
座った時に、横から見ると90度の「正しい姿勢」が重視されているからです。よく教室の黒板上あたりに、貼られている「正しい姿勢」のイラスト、あれです。
 
「正しい姿勢」は、じつは「体に負荷をかける不自然な姿勢」。これを教えてくれたのは、座位保持椅子を作り続けて30年余りの村上潤さんです。座位保持椅子シュクレNザフシステムスクールの開発者でもあります。
 
村上さんは、もともとは当時として珍しかった男性保育士さんでした。ある時、園に体の不自由な子どもが通うようになり、その子のために椅子を自作しました。が、「子どもがちっともラクになっていない」ことに気づいた村上さん。なんとか子どもがらくになる椅子を作りたいと師匠を自分で見つけてそこで修行。ついには園をやめて「体の不自由な子がラクなる椅子」を作る会社を起こしました。
 
そして、到達したのがcasper(キャスパー)理論で椅子を作ると子どもがラクになって活動的になるということ。
 
caput=頭

axis=軸

skeleton=骨格

proportion=均整

enjoy=楽しむ

relax=リラックス
 

人が座った時にアプローチすべきポイントの頭文字をとった理論です。椅子に体を合わせるのではなく人の体に合わせる椅子。キャスパー理論の椅子に座ると、肢体不自由な子もリラックスして、頭や手を動かしておもちゃで遊ぶようになったりします。
 
本当は、教室でも「正しい姿勢」ではなく、「活動しやすい姿勢」を重視した椅子にすべきだと思います。でも、もう100年くらい続いている「正しい姿勢」はそう簡単には変わりません。
 
せめてわが子には「ラクに座れる椅子」「活動しやすい姿勢」を重視して椅子を選んではいかがでしょうか。

 

 

トビラコ店主

 

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