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子育て専門家界隈では、子どもが大人を困らせる行動を「試し行動」と呼ぶことがあります。「注意を引く」といわれることもありますね。
でも、なんか、ひっかかる。この言葉あまり使いたくないかもと思っていた理由がわかりました。
「試し行動」ではなく、何かを伝えたいからこその言動なんだと、中川信子さんが主催する「そらともプロジェクト」のオンラインセミナーの講師がおっしゃっていました。
そう、まさにそう。大人を試すとか、そういうことじゃなくて、子どもたちは「伝えたい!」から。そう聞いて、ストンと落ちました。
「試し行動」なんていうと、子どもが試していることを、大人はちゃんと知っているよ、というどこか上から目線を感じてしまうのです。そうではなくて、「さびしい」であったり、「悲しい」であったり、「すごく腹が立つことがあった」であったり。それを伝えようとしているんだけれども、伝え方が独特という話。潜在的に思っていたことを講師は言葉にして伝えてくれました。
セミナーの内容をあまり詳しくは話せないのですが、子どもが何かを「伝える」のは、なにも言葉だけではなく、行動である場合も多いわけです。しかも、伝わる相手だと思うからこそです。伝わらないと思えば、そんなことはしません。
この子は、私を試していると思わないで、何か伝えたいことがある。見方を変えるだけで、子どもから見えてくることが違ってくると思うんですよね。
そらともプロジェクトのオンラインセミナーが、最近は私の学校です。よかったら、参加してみてくだい。
トビラコ店主
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