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気持ちの切り替えが難しい。よく使う言葉です。でも考えてみたら、難しいにきまっています。
夢中になって遊んでいて、遊びの世界以外は見えなくなっている時に、時間が来たからといってパッと止めることはできません。
映画やテレビは、いくら夢中で観ても2時間なら2時間という終わりが最初からわかっています。だから、終わったら、余韻を味わいつつも気持ちを切り替えることができます。
映画やテレビは受け身ですが、能動的な遊びはそうはいきません。終わりを決めるのは自分です。この「終わり」がなかなか決められない=「切り替えられない」になるのだと思います。どうやったら、子ども自身納得できるように「終わらせる(切り替える)」ことができるのでしょうか。
ある児童精神科の先生にお聞きした方法がおもしろかったのでご紹介します。
自閉症が専門の先生です。以下のようにお話しされました。
電車が好きな子は、どんどん電車の世界に入り込んでしまって、なかなか出てこようとしないよね。
そういうときはね、そばにいる大人も電車の世界にはいってしまえばいいの。次は〇〇(駅)ですと、いったら、おりますおりますってね。それで、しばらく電車の世界に子どもといるようにするの。そうしてから、車掌さんも疲れたでしょ、おウチに帰ってお風呂に入ろうって言いながら、現実の世界にさりげなく、「連れ戻す」といいよ。
「遊びは、もうおしまい」とか「お風呂に早く入って」とか、一言も言っていません。遊びの世界の住人になって、一緒に「現実」の世界に移行しています。人の気持ちって、そうそうカチッとデジタルみたいには切り替わらないわけで、さりげなくフェードアウトするように移行するやりかた。とてもうまい方法だなと思いましたね。
トビラコ店主
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