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お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
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申請した人だけがメリットを享受できるのが、福祉の制度です。
こんなお得な制度がありますよ、と向こうから教えてくれるわけはありません。
高額な福祉用品の購入も、制度を利用することで負担額がとても少なくなる場合があります。
ここでは、tobiracoで販売している商品と関連づけて2つの制度をご紹介しますね。
1)自治体が負担する上限が決まっていて、利用者は1割負担+上限からはみ出した分を負担する制度。
自治体の負担する上限に多少の差があります。
座位保持用椅子Sucre(シュクレ)Nを日常生活用具等の給付の制度を利用した場合。
石川県小松市の日常生活用具等の給付を例にとってみます。
●自治体が負担する上限額 33,100円
●購入者負担額、上限の10%(3,310円)+上限はみだし分
<シュクレN 44,000円を購入する場合>
負担額=3,310円(上限10%)+10,900円(は見出し分)=14,210円 となります。
利用にあたっては、医師の意見書とtobiracoの見積書が必要になります。
なお、シュクレNは「訓練椅子」という扱いで申請します。
ちょっと珍しい例をとして、愛知県春日井市では発達障害の子の療育用品も「日常生活用具給付」の対象にしています。
この制度を活用してトーキングゲームとすきなのどっち?を1割でご購入いただいたい方もいらっしゃいます。
トーキングゲーム 2,750円(税込)
すきなのどっち? 2,750円(税込)
合計 5,500円の1割、550円(送料別)で購入されました。
トーキングゲームやすきなのどっち?が対象となるなら、ことばを育てるオノマトペカード、ことばの発達を支えることばドリルVol.1も対象となる可能性はかなり高いです。愛知県春日井市は、発達障害にも療育にも理解がありましたが、自治体によって判断がわかれるところではあります。
どのようなものが制度利用の対象になるのか、お住まいの地域の自治体のホームページから「福祉 日常生活用具等の給付」で検索してみてください。
2)補装具費支給制度
この制度は、かなりの高額な福祉用品を購入するのに適しています。
自治体関係なく、利用者の負担額の上限は37,200円(年間の所得による違いはあります)と決められていて、はみ出した分を自治体が負担します。
500,0000円もするようなものであっても、37,200円の負担ですみます。
tobiracoなら、シュクレNext(ネクスト)が、補装具費支給の対象になります。
シュクレNextは、シュクレNを卒業した子向けです。装備するものによっては価格は異なりますが、250,000〜400,000円程度になります。これを個人で負担するのは大変ですが、制度を利用すれば、37,200円の負担ですみます。
ただし、1回使うと5年くらい(自治体によって違うようです)は、この制度は使えないので注意が必要です。
tobiracoの商品を例にあげてしまいましたが、制度を知っていると、高額な福祉用品購入のハードルが下がります。ぜひ知っておいたいただきたいと思いました。
願わくば、発達障害への理解ももう少し進んでくれるといいのですが。。。
トビラコ店主
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