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2022.04.24

トビラコへ、ようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

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「作文が書けるようになる本(ドリル)」で勉強しても、書けるようになる子が少ないように思います。
 
前々から思っていたのですが、「なぜ書けないのか」があまり深く考えられていないからではないのでしょうか。書ける人にとっては、なぜ書けないのかがわからないというのはよくあること。
 
話が少し横道に逸れます。「作文が書けるようになる」的な本は、参考書や実用書のジャンルになります。参考書や実用書は、必ずしも著者が執筆しているわけではありません。
 
著者の話をライターや編集者がまとめているケースがほとんどです。作文の本も例外ではありません。この手の本の著者は、学校の先生や作文教室のようなところで教えている先生ですが、この先生たちの文章がわかりづらいという笑えない現実があります。
 
なので、先生の話をライターや編集者がまとめて本にしているわけです。もちろん著者自身が書いている場合もあるでしょう。でも想定した読者に届くように書くのはライターの方が、「著者」である先生よりも長けています。
 
ライターは「書ける人」です。つまり書けない側に立つことができにくい人が書いているわけです。それは運動神経の良い人が、運動神経があまりよろしくない人に教えているようなものかもしれません。
 
作文が書けない理由のひとつが日本語の語順にあると聞いたときは、意表をつかれました。日本語語順説を唱えているのは、発達クリニックの医師、河野政樹先生です。子どもたちに作文が苦手な理由を聞いたところ「何を書いていいのかわからない」と答える子が多かったそうです。
 
「何を書いていいのかわからない」。
 
そうだろうなあと思います。書きたくもないのに「書かされる」のが作文です。河野先生は、「何を書いていいのかわからない」をさらに分析したところ、出来事を思い出す順番と日本語の語順の関係に気づきました。
 
例えば、「犬と遊んだ」という出来事を書こうと思い出す時に、最初に浮かぶのは感情(楽しかった)だそうです。でも感情が最後にくることが多いのが日本語の文章の語順。遠足や運動会の話を長々と書いて最後に楽しかったです、となるわけです。
 
そこで、河野先生は感情から辿って文章を作成する練習方法を編み出しました。脳の記憶の回路に基づいているそうです。
 
河野先生考案のひとこと日記帳は、最初に感情(うれしかった、楽しかった、くやしかった、かなしかったなど)をチェックして、それはいつですか? それはどこでありましたか? など、いわゆる5W1Hを答えることで書く練習を重ねていきます。
 
このようなスモールステップの段階が必要な子は多いと思うのですが、意外と見落とされているような気がします。できない時には、とにかくスモールステップ。「できること」からスタートするのが鉄則だと思います。やみくもに練習させられても苦痛なだけです。
 
 
 

トビラコ店主

 

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