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50代の自閉症の息子と高齢の親を描いた映画「梅切らぬバカ」
が、5月11日よりBlu-ray、DVDとして発売されています。レンタルも同時開始です。
「梅切らぬバカ」は、グループホーム入居をめぐって高齢の親(加賀まりこ)と息子(塚地武夫)の関係があたたかく丁寧に描かれています。
ハッピーエンドといえない(といって絶望でもない)この映画は、重い課題をいくつも抱えています。映画を見ると現時点でのグループホームがどういうものかがよくわかると思います。親なきあとを考えている方には参考になるかもしれません。なにしろ、監督は実際にグループホームをいくつも訪ねて取材しているので、本当に起きたことを描いています。グループホームだけではなく、障害のある子の親や親の会の人たちにも取材しています。フィクションではあるけれど、かなりノンフィクションに近い映画です。
「グループホーム」「親なきあと」「地域住民との関係」という、今の時代ならではの題材をとりあげていることで関心が寄せられ、ヒットしました。賞も受賞しています。
さらに、今の時代だなと思うのは、映画の中身だけではありません。これまでになかった上映の仕方です。障害のある人(特に自閉症)に、配慮した「フレンドリー上映」がなされました。音量(大きな音がでないように)、光(あえて明るい)に配慮し、途中退席ありなど自閉症の人が観ることを前提とした上映です。映画だけではなく鑑賞の仕方を通して自閉症への理解を促したいという監督の気持ちの表れでもあります。
でも、見逃してしまったという方、ご自宅なら気兼ねなくご覧になります。よかったらどうぞ。今後と考える上でのヒントにもなると思います。
トビラコ店主
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5月11日より、Blu-ray、DVD発売。レンタルも開始! ご自宅でご鑑賞いただけます。
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