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専門家の間で使われていた用語が、一般の人の間で使われるようになると意味するところがズレてくることがあるように思います。「愛着障害」もそのひとつ。
「愛着障害」という言葉を最初に聞いた(というか読んだ)のは、15年くらい前です。とても信頼のおける方の書いた本でした。生まれてすぐに親から離れて施設で暮らさざるを得なかった子が例に取り上げられていました。
かいつまんでいうと、いつもそばにいて自分を守ってくれる人(親の場合が多いが、必ずしも親でないことも)がいないことで、子どもの心が「寄るべない状態」になってしまうことなんだなと理解した覚えがあります。
私も専門家ではないので、「寄るべない状態」という理解が正しいかどうかはわかりません。しかし安易に「愛着障害」というレッテル貼って子どもや親を見ることは難しいということだけは、わかりました。
ところが、最近はなんだか、「愛着障害」という言葉がすごくお手軽に使われているような気がします。単に「親にかまってもらえない子」というニュアンスで使われていることもあります。
「愛着障害のある子には、このように接しましょう」とマニュアル的に説明されている記事を見かけると、え? それでいいの?と思ってしまいます。親を安易に責めていないかしらと心配になってきます。
単に、新しくキャッチーがラベルに飛びついているだけなんじゃないか、人の不安を煽ることで雑誌を売りたいだけじゃないかしら、と意地悪い見方をしたくなります。なので、そういう記事はあまり読まない方が、親としても心の平安を保てるのではないでしょうか。子どもにとって大事なのは、親が心穏やかでいられることです。
トビラコ店主
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