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発達障害の子を育てているママのキモチ。なかなか言えないホンネを52人に聞きましたは、タイトル通り、ママの本音が書かれている良記事です。
発達障害の子は、見た目に障害があるとわからないため、カミングアウトしたほうがよいかどうか迷うかもしれません。
でも、私は、早いうちにオープンにしたほうが、よいと思っています。それまで友達だと思っていたママが離れていくなら、そこまでの人。その人と一生おつきあいしなければならないわけではありませんし。そもそも、一生おつきあいのできるママ友は少ないと思います。子どもの年齢によって、おつきあいする人たちもかわってきますからね。
わが子の障害をカミングアウトするかどうか。作業療法士の木村順さんは、次のように語っています。
年度はじめの保護者会で伝えるべきかどうか迷っている方へのアドバイスです。
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私はおおむね早い段階でオープンにしたほうがいいと考えています。
一般的には集団の特性を考えるときに、1対2対7という分け方があります。10人いたら、1人は誤解者となり、物事を悪意で捉えて解釈するものなのです。しかし、2人は理解者となり、サポートしてくれます。そして、残りの7人は周囲が動き始めたらなびく人で、この7人が、どちらになびくかが鍵になります。
もし、誤解者である1割が先に動き始めたら、残りの7割も同調して、「同じクラスだと困ります」などと言い始めることもあるでしょう。ならば、先に2割が理解者になってくれれば安心です。2割の人が「困っている人は助けよう」と動いてくれれば、残りの7割も「そうよね。お互いさまよね」となるでしょう。
(6-12歳 「小学校で困ること」を減らす親子遊び 木村順監修 小学館)
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では、2割の理解者を得るにはどうするか、です。
先手必勝ではありませんが、最初にあらかじめ、わが子が「しでかす」であろうことを伝えておくといいと、木村さんは語っています。
「気に障ることを平気で言ったり、ルールにこだわったりする」
「全員リレーでぬかれてしまうかもしれない」などなど。
そして、クラスの保護者には気になることがあったらいつでも連絡がほしい。遠慮なく声をかけてほしい、と付け加える。それでも1割の人は「あなたの子どものせいで」というかもしれないけど、残りの9割は防波堤になってくれる、と。長年、保護者の相談にのり、学校の先生ともおつきあいのある木村順さんならではの回答。さらに、この話をするには、あらかじめ担任に話し、発言の時間をとってもらうことが必要とも。さすがにアドバイスが行き届いています。
身近に発達障害の子がいなかったり、発達障害の知識がなかったりすると、どうしても「わがまま」と受け取られがちです。そう思う人を、私は責められないと思います。知らなければそうなります。互いの溝ができないうちに、理解してもらえるような働きかけは、やはり必要ですよね。
トビラコ店主
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