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2022.07.31

トビラコへようこそ
 
~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

 

先日、ある出版社からトーキングゲームを使っているスクールカウンセラーの方の原稿を見せていただきました。
 
特別支援学校高等部1年生の中度知的障害の男子です。不登校気味で、カウンセラーと別室で過ごす時にトーキングゲームを使っています。
 
彼は意欲が高くて話したいのだけれども、話題が見つからずにいつも同じ質問をカウンセラーにしていたそうです。そこでトーキングゲームを使ったところ、トーキングゲームの質問カードをきっかけに、これまで話したことのない話題を楽しむようになり、自分の話を聞いてもらえたことに満足したような表情をうかべていたとか。
 
スクールカウンセラーが使うと、相手の表情まで読み取るんですね。「話したいのに話題がみつからない」という箇所に、なんだか胸打たれてしまいました。
 
この生徒は、完璧主義で、少しでも失敗すると「もう就職できなくなる」と家族に訴えていたそうです。「次、頑張ればいいよ」と教師に励まされてもダメ。失敗を恐れ、常に身を固くしていたのでしょう。そこでトーキングゲームです。自分の話を最後まで聴いてもらえる安心感。心が少しほぐれてくれたのだとしたら、制作者としてこんなにうれしいことはありません。
 
トーキングゲームは、子どもが話したいことを話してもらって、それを静かに聴く(傾聴)ことに意味があります。子どもが「話したい」と思えるようになることが大事なんです。そのために、大人の側が自分の失敗談を話すなどして、話しやすい場を作ると楽しむことができます。要は、子どもが話したくないことを無理に聞き出す道具にしないでくださいね、ということです。

 
 

トビラコ店主

 

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