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お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
文字の覚え方のひとつに、触って覚える方法があります。
「触るグリフ」というのですが、かねてより興味があって、いま勉強中のハングル文字でつくっていただきました。
特殊な手法で立体化された文字の形を触ります。写真は触るグリフのハングル版です。
文字は、これまでは「見て」「聞いて」「書いて」覚えるのが一般的でした。しかし、この方法では覚えられない人もいます。で、どうするか。「触覚」という脳の領域を使うことで認識できるようになる人がいるそうです。
触るグリフを開発した宮崎圭佑さんは言語聴覚士です。宮崎さんご自身は、色共感覚の持ち主とのこと。色共感覚とは、文字や数字を見ると色が見える(イメージできる)という感覚です。宮崎さんは、他の人もみな文字や数字を色でイメージしていると思っていたそうです。大人になってから、そうではないことに気づき、脳の仕組みに関心を抱くようになり、脳について京都大学で勉強されました。
そして、脳の触覚に働きかける文字の習得法を思いついたのです。宮崎さんによると、人は本来、このようにして触って形を覚えたてきたのではないかといいます。たしかに、それはあるような気がします。文字は形です。形は触ることで記憶されますからね。
触るグリフで文字を覚えられたというディスレクシアの子どもや大人たちがいます。脳の働き方は人によって違うことを、触るグリフは教えてくれます。繰り返し書いても覚えられない子にとって、反復練習は苦痛です。文字の形を覚えられれば、習得の仕方はどのような方法でもいいわけです。漢字の練習は覚える手段の一つでしかないのに、練習そのものが目的になってしまっていないでしょうか。
触るグリフがもっと一般的になると救われる子どもたちはいるはずです。外国語の習得にも有効な手段になりそう。
興味のあるかたは、こちらから。
触読学習シート サワルグリフ
トビラコ店主
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