トビラコへようこそ
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
津久井やまゆり園の事件から6年がすぎ、もうあまり深く語られることがなくなりました。一応、事件の起きた7月25日に報道はされますが、肝心なことが伝えられていないようなモヤモヤがありました。
このモヤモヤってなんだろうと思ったら、知人のブロガーであるくらげさんが、ブログに書いてくれていました。「ほら、これだよ」と、まるでモヤモヤの正体を差し出してくれたように。
それが、津久井やまゆり園に向かって「静けさ」の中に感じた「時間の間隙」についての話
です。
事件があまりに衝撃的だったために、あの施設そのものについては語られることは少なかったように思います。
でも、私の知り合いの古くからの支援者は、あんな山奥に大きな施設があることに驚いたと、まず立地について話していました。
その立地とこの事件を結びつけたくらげさんの洞察力の鋭さには驚かされます。
たしかに、私自身も、報道で建物を目にしたときに覚えた違和感は「あんなところに施設があった」だったと思います。
くらげさんのブログの一部を引用します。
献花台は犠牲者を追悼するモニュメントのすぐそばにあった。モニュメントは皿のようになった台の中に「ともに生きる社会かながわ憲章」が刻まれていて、その上を水が静かに流れている。名前も公表されぬ命を忘れぬように弔うという矛盾を背負っている
(引用終わり)
「多様性」「共生社会」という言葉がもはや形骸化した証としてのモニュメントになってしまった感があります。
信頼のおける心ある支援者たちは「ダイバーシティ(多様性)」だ、「インクルーシブ(共生社会)」だとお題目のように掲げていることに対しては、最初から苦々しく思っています。ただ、それを口にしないのは、そこから少しでも何かが動けばいいと思っているからでしょう。
「多様性のある子どもがキラキラ」なんていわれると、なんかムズムズするというか、モヤモヤするというか。。。言葉が上滑りしていないか、と思わず問い返したくなるのです。
結論のない話なんですが、他の人は本当のところはどう思っているのかなあと思います。
トビラコ店主
********************************
小学館子育てサイト HugKum(はぐくむ)不定期連載、公開されました。
筑波大学附属大塚特別支援学校 佐藤義竹先生推薦のグッズです。
気仙沼在住の自閉症の子のお母さんに取材しました
自閉症児と東日本大震災「心のケアは早めに」 自閉症児のお母さんから聞いた、被災して知った大切なこと
読み書き困難を解消する眼鏡を作るドイツマイスター眼鏡院を取材しました。
正しく見えたら、「できる」が増えた 眼鏡が子どもを変える
自閉症の息子と母の暮らしを描いた映画『梅切らぬバカ』が大ヒットしたわけ
Blu-ray、DVD発売。レンタルも! ご自宅でご鑑賞いただけます。
大ヒット映画「梅切らぬバカ」の監督にインタビューしました!
自閉症の息子と母の暮らしを描く映画『梅切らぬバカ』で伝えたかったこと【和島香太郎監督に聞く】
Twitterはこちらから
Facebookはこちら
LINE@はこちらから。イベントのお知らせなどもしております。
*******************************