お知らせ一覧

2022.08.31

トビラコへようこそ
 
~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 


 

児童精神科医の平岩幹雄先生のvoicyは、大変に勉強になります。
ひとつのテーマにつき10分程度です。家事をしながらでも聴くことができるので、機会があったら、ぜひお聴きになってみてください。
 
平岩先生クラスになると、診ている子どもの数も年数も違うので話に説得力があります。アメリカの最先端の児童精神医学の文献をサラリと紹介してくれるところなども、児童精神科の本場(というのも変ですが)アメリカで学んだ医師ならではです。
 
昨今の「発達障害バブル」に時々警鐘を鳴らしたりもする御意見番の役目も担ってくださっています。
 
根拠なく、発達障害が改善されるという人たちに、論文はあるのか、エビデンスは? と食い下がると相手がタジタジになってしまうのです。
 
知的障害について、平岩先生は繰り返し、伸びる子(人)であることを述べています。IQの数字が全てではない。IQというのは、あくまで測定できる数値しかわからないというのです。つまり測定できないものがあるということなんです。
 
例えば、IQが54で挨拶や「ごめんなさい」が言える子と、IQが高くでも挨拶も謝罪もできない子がいて、生きやすいのはどちらかという話もされます。なるほど、挨拶というのはIQで表すことはできません。
 
また、IQは絶対ではなく数値は変わります。変えてくれるひとつが学習の機会があるかどうかということです。
 
とてもわかりやすい例として。
 
平岩先生は、東京駅と渋谷駅を挙げます。二つの駅の位置がわかること、そしてどのルートを使えば最短の時間が着くことができるか。この二つの能力は違います。どっちがどっちの能力だった忘れましたが、ともかく違うのですが、東京駅も渋谷駅も、そもそも聞いたことがなければ、まるでわかりません。つまり学習する機会があったかなかったかで違うということです。
 
あるいは、8歳でできなかったことが、10歳でできるようになることだってあるわけです。
 
だから、知的障害のある子(人)は、学習(学校の勉強ということではありません)をやめてはいけないというのが平岩先生のお考えです。
 
また、今盛んに言われている「ギフテッド」も、専門家の口から聞くとだいぶ違うなという感じです。
 
平岩先生のお話は、いつも最後に希望を与えてくれるのもいいなと思っています。
 
平岩先生のvoicy放送一覧はこちらこちらです。

 

 
 

トビラコ店主

 

********************************
小学館子育てサイト HugKum(はぐくむ)不定期連載、公開されました。
筑波大学附属大塚特別支援学校 佐藤義竹先生推薦のグッズです。

【発達障害の子育て】お手伝いで「子どもの自己肯定感」を上げる方法を特別支援学校の先生に教わった!

【発達障害の子育て】特別支援学校の先生が推薦!子どもが「自分でできるようになる」道具の力を借りよう


 
気仙沼在住の自閉症の子のお母さんに取材しました
自閉症児と東日本大震災「心のケアは早めに」 自閉症児のお母さんから聞いた、被災して知った大切なこと
 

 

 
読み書き困難を解消する眼鏡を作るドイツマイスター眼鏡院を取材しました。
正しく見えたら、「できる」が増えた 眼鏡が子どもを変える
 

 
 

自閉症の息子と母の暮らしを描いた映画『梅切らぬバカ』が大ヒットしたわけ
 
Blu-ray、DVD発売。レンタルも! ご自宅でご鑑賞いただけます。
 

大ヒット映画「梅切らぬバカ」の監督にインタビューしました!
 

自閉症の息子と母の暮らしを描く映画『梅切らぬバカ』で伝えたかったこと【和島香太郎監督に聞く】 
 

 
Twitterはこちらから

Facebookはこちら

LINE@はこちらから。イベントのお知らせなどもしております。

友だち追加

*******************************