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自閉スペクトラム症の女性弁護士が活躍するウ・ヨンウ弁護士は天才肌は、ご存じの方も多いと思いますが、ネットフリックスで配信されている大ヒット韓国ドラマです。
自閉症の特性がとてもよく描かれています。
1)音に敏感
イヤーマフなしでは電車に乗れない。電車に乗った時に周りの景色がどう見えるかも描かれています。
2)体の動きがぎこちない
回転ドアの動きに自分の体を合わせることができない。
3)こだわりがつよい
少しでも曲がっていると、真っ直ぐにしないと気がすまない。キンパ(海苔巻き)も曲がっていると気になって食べられないので真っ直ぐにする。
4)相手が興味なくても、自分の興味のある話を延々と続ける
クジラの話になると、止まらなくなってしまう。
彼女は、ソウル大の法学部を主席で卒業します。読んだもの全てが頭に入ってしまうため常に成績はトップクラス。でもいじめにあって学校では居場所がなくなります。そんな中、ひとりだけ彼女を守ってくれる生涯の友人があらわれます。そして、弁護士事務所で活躍できるようになるのですが、職場でのルールを自分で決めています(父親に教えられたのかも)。「クジラの話は禁止」「相手がのってきたら話す」のがルール。
このドラマは、自閉症のことを知らない人が観ると驚きの連続かもしれません。でも、自閉症の特性を多くの人が理解できるようになるドラマでもあります。
いや、もちろん、自閉症を理解してもらおうとして作ったドラマ(原作はコミック)ではないので、そこもいいなと思いました。誰もが楽しめるドラマとなっています。
同じ自閉症でも発語がほとんどなく、知的障害をともたった息子が起こした「事件」を担当する回は、ちょっと泣けました。
「たいていの自閉症は、あなた(ウ・ヨンウ)みたいに優秀ではない。うちの子のように(知的障害、発語なし)がほとんど。あなたを見ていると複雑な気持ちになる」という親の言葉。これに対して、ウ・ヨンウは、同じ自閉症なのに、そこに差別があることを感じ取り、同時にしかし自閉症の人間は「生きる価値がない」とされていたナチスの時代の話を思い起こします。
頭のいい自閉症(いわゆるギフテッド)だけがクローズアップされがちな点を、きっちり抑えているところもさすが。
よかったら、ぜひご覧ください。
トビラコ店主
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