トビラコへようこそ
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重度の障害のある子どもを見たときに、「歩くのが難しいんだな」「食べるのが大変だな」と、私のような人間は思ってしまいます。
「できない」「大変」に目がいってしまうわけです。
でも、昨日お話を聞かせていただいた小児リハビリのかめきちさんは、全然違う見方をします。
「一生懸命生きている」と見るのです。
そうなんです。体の動きはままならないかもしれない。だけど、動かないなりに指先を動かしたり、目で何かを訴えたりしている姿は、「一生懸命生きている」姿なんです。「一生懸命」の部分を、見逃してはダメなんですよね。
かめきちさんが、小児リハの道に進んだきっかけは、祖父でした。大柄でよく笑う豪快なおじいちゃんが、あるとき脳溢血で半身不随になってしまいました。
久しぶりに会ったおじいちゃんの姿にかめきちさんは衝撃を受けます。あんなによく笑っていたおじいちゃんの表情がない。おじいちゃんの体に魂は宿っていない。そう感じたかめきちさんでした。
そのうち、おじいちゃんは訪問のリハビリを受けるようになります。小柄な女性のリハビリを受けるうちに、おじいちゃんは杖をつきながらも歩けるようになり、笑うようになりました。
「あ、おじいちゃんの魂が戻ってきた」と感じたかめきちさん。
リハビリの仕事は、魂の仕事と感じるようになりました。自分もこの仕事がしたいと啓示を受けたのでした。元々あった体の機能を取り戻すのがリハビリ。でも、かめきちさんは、生まれながらに体に不具合のありながらも「一生懸命生きている」子のために仕事がしたいと思うようになりました。
病院での勤務を経て、今は開業しているかめきちさん。病院という高いハードルを越えるのではなく、まるで歯医者さんに通うように気軽にきてほしいという思いからです。自宅で楽にできるリハビリもママたちに伝授しています。
魂というのは、一生懸命の中から生まれてくるのかもしれないと、かめきちさんの話を聞きながら思いました。かめきちさんは、きっと小児リハビリの世界を変える人です。近々、かめきちさんのインタビュー記事を掲載します。泣き笑いの取材でした。どうぞお楽しみに。
トビラコ店主
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