トビラコへようこそ
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
障害のある子だけを「分離」して教育することをやめるようにと、日本は国連から注意されました。「要請」という名の注意です。
誰もが排除されることなく、教育を受けられる「インクルーシブ教育」に反するというわけです。
以下、参照記事。
国連、障害児の分離教育中止要請 精神科強制入院、廃止も
「障害児は分離され、通常の教育を受けにくくなっている」国連、日本政府に“分離教育”やめるよう要請
これについて、賛成、反対、障害の程度によってケースバイケースという考えにわかれるのが日本の現状ではないでしょうか。
インクルーシブ教育の前提となるのは、障害への理解です。日本の先生たちはとても頑張っているけど、障害への理解となると必ずしも十分とはいえないように思います。
教職課程に、障害への理解を促すカリキュラムがこれまでは不十分でした。でも、ここにきて特別支援教育を目指さない教師であっても、特別支援教育の過程は必修となったことで変わるのではないでしょうか。
教師も含め学校の環境が変わらないうちに、「インクルーシブ教育」という言葉だけがひとり歩きをするのは、やはり難しいと思うのです。
通常学級に在籍はしていても、「お客さん」扱いなら、教育の機会が平等に与えられていえません。
そもそも、35人学級でインクルーシブ教育が可能なのかどうから考えないといけないようにも思います。
インクルーシブ教育には、いろいろ課題があるわけですが、でもいずれは障害のある子とない子をくっきりとわけない方向になるでしょうね。この逆はありません。
トビラコは、特別支援学校の先生が教室で使っていた手作り教材や教具を商品化していますが、障害のあるなしに関係なく使っていただいています。年齢も関係ありません。
障害児のために作ったものが、障害のあるなしに関係なく使われる。このことに気づいてからは、いずれ障害児向けの教材というくくりはなくなるだろうなとぼんやりと思っていました。
優れた教材というのは、障害があるとかないとかを「分離」しないんですよね。むしろ、障害児に使いやすい、わかりやすいものは全ての子に使いやすい、わかりやすいとさえいえるものが少なくありません。このことに、優れた特別支援学校の先生たちはとっくに気づいたいると思います。この考えがじわじわと世の中に広がっていくんだと思います。
トビラコ店主
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