トビラコへようこそ
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
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発達障害の子とのコミュニケーションで、ちょっとした豆知識があるとうまくいくことがあります。
河野政樹先生(発達クリニック 光の虹院長)のInstagramを時々覗いているのですが、とても良きアドバイスを発信してくれるのでおすすめです。
たとえば、注意すると叩いたり、悪口を言ったりします。どうしたらいいですか? という相談。
こちらです。
https://www.instagram.com/p/Cg9Gs4nJbx2/
「うちの子、これ!」と思う人も少なくないのではないでしょうか。
ひとつ考えられることとして、河野先生は「語彙の少なさ」をあげています。叩いたり、「バカ」しか言えなかったとしても、そこにはいろいろな思いや言いたいことが詰まっているというのです。でも、その思いを伝える語彙がないというわけです。
だから、まずは「悔しかったよね」などと、子どもの側に立って「どう悔しかったのか」を聞くことで、言葉が出てくると言います。
語彙を増やすというと、読書や言葉のやりとりをするカードが思い浮かびます。もちろんそれらは有効なのですが、自分の気持ちを伝える言葉を持つためには、聞いてくれる人が必要です。聞いてくれる人がいることでも語彙は増えます。
聞いてくれる人がいる。共感しながら、「それは、こういうこと?」と考え方の補助線を引きてくれたりもする。そうしてもらえることで、言葉にしたかったことが、ふっと浮上したりもする。そんなやりとりで自分の気持ちを伝える語彙が増えていくこともあります。
河野政樹先生は、ひとこと日記帳でもおなじみ。ひとこと日記帳は質問に答える形で、書きたいことを整理できます。いわば、質問に答えることで言葉を引き出す日記です。
子どもに質問する(詰問ではなく)、聞いてみる。こんな語彙の増やし方もあるんですよね。
トビラコ店主
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トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
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小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
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