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ゴールを見せて、見通しを立てる。
これは、私が教育雑誌の編集をしていた時代に、取材先でお世話になった先生がよく口にしていたことです。
発達障害、知的障害の子には「見通しを示す」とよくいわれますが、障害にあるなし関係なく、ゴールと見通しを示すのは大事なんですよね。
その先生がおっしゃるには、プリントをやらせるのでも「1枚やったら遊びに行っていいよ」とゴールを最初に示す。で、終わったら、約束通りに遊びに行っておいでと言う。ところが、意外とこれができない親が多いらしいです。
子どもは、早く遊びにいきたいから、早くプリントを終わらせます。すると、「そんなに早く終わったなら、プリントもう1枚」とつい親は言ってしまう。言われた子にしてみると、目指したはずのゴールが、ぐ〜んと遠のいてしまって、モチベーションががっくりさがってしまうわけです。
発達障害、知的障害の子の場合でも、ゴールを見せることの大切さは同じ。佐藤義竹先生(筑波大学附属大塚特別支援学校)の『今すぐ使える! 特別支援アイデア教材50 大塚特別支援学校の実践からうまれた 作り方・活用法』(佐藤義竹著 筑波大学附属大塚特別支援学校教材教具研究会編著 合同出版)を見ると、短いスケジュールカードが出てきます。「学習」→「きゅうけい」→「ゲーム」というように。教室で使っているスケジュールカードなので、「学習」の部分は先生がついて教えるため細かな手順は省かれています。学習が終わったら、休憩を挟んで、ゲームというゴールの先のお楽しみが待っています。
ゴールまでの手順がイメージできない子のために、ひとつひとつ順序立てて見通せるようにするように、絵カードや文字にしたりして示してあげるといいのですが、ゴールとその先のお楽しみがあるといいなと思いますね。
ゴールの先に楽しみがあるから、人はゴールを目指すことができます。私たちだって、仕事が終わったら、本読もうとか録っておいた映画見ようとか、スイーツ食べようとか、ゴールの先の自分の楽しみをつくっていると思うのです。
トビラコ店主
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