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動物画家の石村嘉成さんは、2歳で自閉症と診断されました。
嘉成さんのご両親が、わが子にあった療育に出会うまでの過程が手をつなぐ2025年12月号に掲載されていて、これが大変に興味深いものでした。
それまでの療育では、「声かけ」「スキンシップ」を大事にし、そして「泣かせない」ようにとご両親は言われ続けてきたそうです。
でも、嘉成さん親子を変えたトモニ療育センターの河島淳子先生(2025年2月10日死去)は違いました。
「泣かせない」のではなく、自閉症の子の「泣き」は「ことば」だというのです。
トモニ療育センターの面談で粘土をヒモ状にする課題を与えられた嘉成さんは泣き出しました。それでも、河島先生は課題をやめさせることなく、型はめ(同じ形のプレートを同じ型にはめるパズル)をさせると、嘉成さんはピタッと泣き止み自らプレートに手を伸ばしたそうです。
つまり、嘉成さんは粘土をヒモ状にするのは「できない、やりたくない」ということばを「泣き」として訴えていたわけです。
「泣き」は、彼にとっての「ことば」であり、かわいそうと泣きに引きづられるのではなく、「わからない」「できない」を減らしていくことが重要だという河島先生に、嘉成さんの父親は、これまでにない療育の手応えを感じます。
「泣くからやらせない」ではなく、泣きをことばに置き換えてみて、別の方法(環境)なら「できるかもしれない」。療育のみならず、子育てのヒントにならないでしょうか。
トビラコ店主
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トビラコ店主が小学館子育てサイトHugKumに執筆しました。
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