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子どもの覚え方は、ほんといろいろだなと思ったのが、かけ算数九九。
子どもが幼稚園時代に、車の中で音楽代わりに九九の暗唱のカセットテープ(昔の人の話なのでカセットテープなのです)を流していたお母さんの話を聞きました。
お子さんは、小学校入学時にすでにかけ算九九を暗唱できたそうです。意味はわからなくても、リズムで覚えられました。歌をおぼえるように、です。
その人は、かけ算の概念は後から覚えればいいと考えていて、これがお子さんにはあっていました。のちに、とても成績優秀な子に育ちました。
大人は、かけ算の意味理解が大事と考えます。もちろん、かけ算の意味を理解できることは大事です。
「暗記」が先か「概念」が先かは、昔からある論争です。私は、どちらでもいいし、子どもが覚えやすいほうがいいのではないかと思う派です。
かけ算の概念がわかって、初めてかけ算九九を覚えられるようになる子もいます。それならその方法で覚えればいいと思うのです。
漢字も同じですよね。漢字の原点は象形文字です。「木」は木の形、「馬」は馬の形から派生した「漢字の意味理解」から入るほうが興味をもって覚える子もいれば、漢字の形を模倣して繰り返し書くことで覚えられる子もいます。偏や旁(つくり)を唱えながら覚えるほうが頭に入る子もいます。
覚え方に「こうでなければならない」というものはなく、その子に覚えやすい方法であればよしと柔軟に考える方が学びやすくなりますよね。
そんなわけで、子どもが楽しく覚えられるなら、かけ算九九を幼稚園時代に歌のように覚えるのもありだと思います。
トビラコ店主
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トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
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