トビラコへようこそ
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。

——————————–

カードに書かれた質問に答えるだけのトーキングゲームには、質問が書かれていないブランクカードがあります。
ブランクカードにはどんな質問でも自由に書き込むことができます。
これまでの経験上、トーキングゲームを使い倒している先生ほどブランクカードには単純な質問を書くように思います。
たとえば、「好きな飲みものは?」「好きなYouTubeは?」「推しはいる?」という感じです。
「その子の好き(推し)」を聞くことで、その子を少しだけ理解できるようになるし、同じものが好き(推し)な子は親近感をもつかもしれません。
トーキングゲームをあまり知らない、支援者向けのトワークショップだと、ブランクカードにとても難しい質問を書いたりする人がいます。
「独裁国家についてどう思うか」とか「職場でやりがいがなくなったときにどうするか」的な質問です。これ、答えるのは難しいですよね。「ヘタに答えられないぞ」と肩に力が入ったり、他の人が感心してくれそうな答えにしたいという気持ちが、答える側に働いたりするかもしれません。
そこへいくと、「好き」「推し」を聞く質問は答える側も気楽です。もちろん、そこにも自分がどうみられたいかという意識が働くこともあるかもしれませんが。あまり肩に力が入らずに答えられるし、自分の好き(推し)を語るのは楽しいものです。
余談ですが、編集者時代にこんなことがありました。
質問事項をいろいろ考えて臨んだインタビューだったのですが、その人の一面が見えたのは、何気ない、予定外の質問をしたときです。
「朝ご飯は何を食べているか」という質問ともいえないような質問でした。話の流れで出てきたのだと思います。
働き盛りで超多忙な男性教諭でしたが、毎朝味噌汁を作っていることがわかりました。奥さんと結婚する前に「朝の味噌汁は自分が作る」と約束したそうです。
結婚以来、出張以外はその約束は守られていました。前の晩から出汁をとっているというからかなり丁寧な作り方です。そして味噌汁の具で、油揚げが一番好きと話してくれました。
そのとき、男性教師が熱く語ってくれたインタビューの内容はすっかり忘れているのに、その教師が結婚の時の約束を守り、味噌汁を毎朝作っていて、具は油揚げが一番好きという答えは、10年以上たったいまもよく覚えています。
トビラコ店主
********************************
トビラコ店主が小学館子育てサイトHugKumに執筆しました。
「九九」は聞いて覚える? 見て覚える? 暗唱だけに頼っていると思わぬ落とし穴も!【困っている子に寄り添う道具のネットショップ店主に聞きました】
トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
障害のある子の困り感を解決する「合理的配慮」とは?スペシャリストに聞いた、うまくいく心構えと実践手引き

すきなのどっち? きもち・つたえる・ボード トライゲーム やってみたいのはどっち?を考案した佐藤義竹先生の『自信を育てる 発達障害の子のためのできる道具』(佐藤義竹著 tobiraco編 小学館)、好評発売中!

小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
発達障害の子どもたちの「苦手」や「できない」が私を成長させてくれた。子どもを診断名でラベリングしないで!【筑波大学附属特別支援学校・佐藤義竹先生】

発達障害の子の「できる」を引き出す学習道具ベスト5 筑波大学附属特別支援学校の先生が教えます!

Xはこちらから
Facebookはこちら
LINE@はこちらから。イベントのお知らせなどもしております。


























