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~店先で、ちょこっとおしゃべり~
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「怒り」は「哀しみ」の裏返し、と知り合いのカウンセラーから聞いたことがあります。
自分が痛めつけられて爆発する怒り。その裏側には最初に「哀しみ」があったのかもしれません。自分を理解してもらえなくて爆発する怒り。その裏側にも「哀しみ」が張りついていそうです。
では、癇癪や癇癪にともなう暴言や暴力はどうでしょうか。
私は、癇癪は「不安」の裏返しではないかと思っています。専門家ではないので、的外れな見解かもしれませんが。
発達障害の弟が起こす癇癪は暴言(暴力はなし)が凄まじくて、こちらが心折れてしまいます。普段はどちらかというと、モタついて話すのですが、癇癪を起こしたときにはモタつきがなくて、とても流暢に次から次へと暴言が飛び出します。
どんなときに癇癪を起こすかというと、時間が間に合いそうもないとき。なかなか電話がつながらなかったとき。予定が狂ってしまった時などです。
これらは不安からきていて、予定通りいかなくても「なんとかなる」という気持ちになれないんですよね。
『”生きる力”を身につける じぶん研究』(倉澤茂樹・新井留美子編著 クリエイツかもがわ 2026)には、発達障害の子が自分の特性を理解しうまく、対処する方法を見つけ出していく事例がたくさん掲載されています。
事例のひとつに、癇癪を起こしてクラスメイトに暴言を浴びせるASDの男子中学生が挙げられていました。
たとえば、ハロウィンの行事。彼はハロウィンが大嫌いで、ハロウィンの行事になると荒れて、イライラしゴミ箱を蹴っ飛ばしたりしていたそうです。また中学校入学当初は、鎖を振り回してクラスメイトから敬遠されていました。
こうした行動は、支援員による自己理解(じぶん研究)のプログラムをこなしていくうちに変わっていきます。
ハロウィンが嫌いなのには理由がありました。小学校時代にどの教室もハロウィンの飾りが施されていて様相が一変し、自分の教室がわからなくなった苦い経験があったからです。
そこで解決策として、ハロウィンの日を自分で確認して予定しておく。自分の教室が何番目なのかを数えてわかるようにしておく。このような方法をとることで安心してハロウィンの日を迎えることができるようになりました。
自己理解が少しずつ進むにつれて、彼は自分の行動の理由を話せるようになってきました。鎖を振り回していたのは自分を守るためだったそうです。小学校時代にいじめたり、からかわれたりしたことがあり、クラスメイトとうまくやっていく自信がなかったのだとか。
この事例を読んで、癇癪や暴言は「不安」の裏返しという思いを、ますます強くしました。
ハロウィンでの行動は、教室がわからなくなる「不安」ですし、鎖を振り回して自分を守るのもやはりいじめへの「不安」ではないでしょうか。
癇癪を起こしている時には、何を言ってもムダです。でも、落ち着いて機嫌がいいときに、癇癪を起こした時のことを聞いて、「こうすればいいかもしれない」と一緒に考えることができるようになるといいのかなと思いました。
不安の原因を取り除くことは、どんな場合でも必要ですが、とくにASDだと不安感が強いので必須かもしれないですよね。
トビラコ店主
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