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~店先で、ちょこっとおしゃべり~
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「どこがわからないの?」という質問はよくよく考えないといけないなと思います。
わからない箇所がはっきりしていると、子どもは自分から聞いてくると思うんですよね。
「この漢字なんて読むの?」とか「素人ってどういう意味?」とか。
「わからないところがあったら、質問してね」というのもよくよく考えないとです。
「どこがわからないのか」がわからない。「全部わからない」。こう感じている子は少なくないのではないでしょうか。
たとえば算数障害の子の場合、「3」と「5」でどっちが多いかがわからないことがあります。「どこがわからないの?」と聞いた方は、まさかそこがわからないとは思わないでしょう。なぜなら、聞く側はわかっているし、簡単すぎるように見えるから。
教え上手な先生は「どこがわからないの?」と聞いたりはしないような気がします。
子どもをよく見て「あ、この子はここが理解できていない」と察知し、手立てを講じるんじゃないでしょうか。
たとえば、クリア数図カードを開発した新田暢先生は、指計算している子を見て「数が増えたり減ったりすることを頭の中でイメージできていない」ことがわかりました。
指を使わなくても計算できるようになるためには、頭の中で数の増減をイメージできるようになる必要があります。最初はモノという具体物を使い、次に丸などの半具体物を使い、イメージできるようになったら、そこで初めて指を使わなくても計算できるようになるのです。
クリア数図カードは、丸という半具体物を使って何度も練習することで、数の増減を頭の中でイメージできるようにと考えられた教材です。
ここで急いで付け加えると、指計算している子は計算を理解していないのではなく「数が増えたり減ったりする計算の原理は理解できている」と新田先生は話します。その上で、指という具体物を使わなくても計算できる方法を教えたわけです。
「どこがわからないの?」と聞く前に、「ここまではわかっている(できる)」を、子どもと確認する方法もありそうですよね。
わかっている人間は、わからなかった頃のことを忘れてしまっていたり、「わからない」から「わかる」へ踏んだステップを忘れていたりします。
だから、気軽に「どこがわからないの?」と聞いてしまったりするわけです。
「わからない」や「できない」を掘り下げていくと意外と根が深く、場合によっては学習障害だったということもあります。学習障害なら学習法を考えないといけないのに、そこ抜きに「わからないところがあったら聞いてね」だと「どうせ聞いてもわからない」と子どもは聞くことをあきらめて、最後は聞かなくなります。
他の子と同じように勉強しているのに、うまくいかないときには特に何らかの困難を抱えていることがあると思った方が良く、手立ても必要。この辺りは先生と相談してみるか学習障害の情報を集めてみるのがいいのではないでしょうか。
トビラコ店主
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就労支援A型事業所TANOCHIKAが運営するwebメディア「AKARI」にてインタビューしていただきました。
トビラコ店主が小学館子育てサイトHugKumに執筆しました。
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トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
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すきなのどっち? きもち・つたえる・ボード トライゲーム やってみたいのはどっち?を考案した佐藤義竹先生の『自信を育てる 発達障害の子のためのできる道具』(佐藤義竹著 tobiraco編 小学館)、好評発売中!

小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
発達障害の子どもたちの「苦手」や「できない」が私を成長させてくれた。子どもを診断名でラベリングしないで!【筑波大学附属特別支援学校・佐藤義竹先生】

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